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MYSCON12に参加しました

11月2~3日にかけて行われたイベントMYSCON12に参加してきました。

今年は例年に比べて参加者が著しく少なく、何とも寂しいことでしたが、企画に関していえば充実していたように思います。
参加者は少ないとはいえ、インタビューの 青崎有吾の他に乾くるみ、霧舎巧、浅暮三文という先生方も来られておりました。

なお、会場となった鳳明館森川別館では架空戦記小説のコンベンション「IFCON」も開催されてた模様。
「架空戦記とミステリ、両方を手掛けた作家といえば霧島那智=若桜木虔がおるなあ。ここはひとつ、タバスコシャワー的な話で交流でも深めるか」と思いつくも、チキンな管理人、実行できず。

東京創元社近刊情報 〈ゴーメンガースト〉幻の最終刊クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!

http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488534103

ゴーメンガースト三部作

タイタス・アウェイクス
マーヴィン・ピーク/メーヴ・ギルモア
井辻朱美 訳
定価:950円 ISBN:978-4-488-53410-3
6月21日刊行
※発売日は地域・書店によって前後する場合がございます

著者亡きあと夫人が遺されたアイディアをもとに書き上げたのが本書。ファンタジー界のディケンズに例えられる、幻想文学の最高峰〈ゴーメンガースト〉幻の最終刊ついに刊行。

ゴシックファンタジーの傑作〈ゴーメンガースト〉シリーズの完結編がまさかの刊行! 読んだのは結構前なのでかなり曖昧ですけど、第1部『タイタス・グローン』及び第2部『ゴーメンガースト』は面白かった記憶があります。対して第3部『タイタス・アローン』は微妙だったような。でももちろん買いますとも!

そういえば、既刊には作者ピークによる味のあるイラストが添えられていましたが、最終巻ははどうなるのでしょう。まさかイラストまで夫人が描くことはないでしょうし、何らかのスケッチが遺されていたとかなら嬉しいんだけど。

創元はファンタジーの新人賞も創設したし、本書の刊行と合わせてファンタジーが盛り上がってくれるとよいですね。

http://www.tsogen.co.jp/award/fantasy/

以下、その他の新刊情報

SF作家クラブ、日本SF大賞特別賞の大森望氏の入会推薦を否決

すでにいろいろツイートされてますが、大森望の日本SF作家クラブ入会推薦は、定期総会出席者(委任状含む)の3分の1以上が反対票を投じたとかで否決されました。ある意味、歴史的事件の当事者wになったわけですが、だからどうということもなく、持ちネタが1コ増えたくらいの感じで。

— 大森望@第34回日本SF大賞特別賞 (@nzm) 2014, 4月 25

日本SF作家クラブに含むところはなく、立派なトロフィーをいただいて感謝してます。この件に怒ったりdisったり悲憤慷慨したりしている人も、どうかお気遣いなく。要するに、いままでどおりです。ブラックジャックだかダースベイダーだかダークナイト的な何か。お、けっこういいかもw

— 大森望@第34回日本SF大賞特別賞 (@nzm) 2014, 4月 25

しかしまあ、自分のことがえんえん議論されているのに傍聴も弁明もできず、最後に結果だけ聞かされるっていうのも妙なもんですね。入会支持の論陣を張ってくれた方々、ありがとうございました。人徳がなくてすみません……。

— 大森望@第34回日本SF大賞特別賞 (@nzm) 2014, 4月 25

大森望ご本人のtwitterより。日本SF界の発展に大きく寄与した氏の入会を否決するとは、ちょっと信じられない。しかも、彼は第34回日本SF大賞特別賞を受賞しているのに、です。

wikipwdiaより引用

なお、「特別賞」は評論作品、「功績大である死去者」、「死去者の作品」に与えられることが多い。2011年度に、初の「特別功労賞」が小松左京に与えられた。
選定の手続きは、毎年9月1日から8月末の期間[8][9]に発表された日本人によるSFの商業作品を対象に、日本SF作家クラブの会員に書面アンケートを実施。日本SF作家クラブの総会で選ばれた選考委員がアンケート結果を基に候補作を決定し、改めて開催された選考委員会で受賞作を決定する[10]。これまで一貫してプロが選ぶ賞だったが、第34回で候補作のエントリーをTwitterと電子メールで一般からも募集するという新たな試みを実施[2]。

SF作家クラブは自身で選出した受賞者の入会を否定したのです。

これに関して多くの作家・関係者が反応をしています。その大半が「退会」という形で。

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