ロッキングチェアに揺られて (original) (raw)

昨夜は口も利けないほど疲れており、ブログをアップ後は這う這うの体で入浴を済ませた。ジムで入浴を済ませ、再び家で入浴する気配はおろか寝る気配もない夫を横目に、手足のケアを終えてさっさとベッドに直行した。
普段より2時間近く早い寝室入りで、BGMにはいつものように瞑想CDをかけたものの、なかなか眠れず、結局1ラウンド終了まで寝付けなかった。さらに1時過ぎ、5時過ぎと2回もお手洗いで目が覚めた。いつもの時間にスマホアラームが鳴るまで二度寝は出来なかった。
気づけば、昨夜日付が変わった頃、昨日のオフ会で撮って頂いた写真がMさんから沢山送られてきていた。嬉しいこと。お礼の連絡をする。

10月も残すところ10日ほどというのに、今日は真夏日になるという予報。観測史上最も遅い真夏日記録を更新しそうとのこと。なるほど、カーテンを開けると、朝から日差しが強い。パジャマ等もポンポン放り込んで洗濯機を廻し、夫と朝食を摂る。明日は最高気温が今日より10℃も下がるという。今日・明日で一体何を着ていけばよいやらと悩みつつ、パッキングする衣装等を準備した。

洗濯が出来上がったところで洗濯物を干し、身支度を終え、急ぎ出かける準備だ。昨日より更に早い出発である。夫が今日も駅まで送ってくれた。有難いことである。お腹は快調。
予定した特急に乗り、しっかり席を確保する。ドツレクが鳴り続ける頭を切り替えて、今日もミサと邦人曲の楽譜を見ながら口パクをする不審なおばさんである。

JR乗り換えもスムーズで、予定通り練習開始時間10分前に駅に到着し、練習場まで歩く。日傘を差して、坂道を上るのも今年はこれが最後になる。来年もまた来られるだろうか、と踏みしめて歩く。そこかしこで金木犀が香っている。
前方に、卒業間もないと思しき後輩の姿が見える。息が上がり、歩く速さがとても追いつかない。それでも幸いなことに若者たちと一緒のエレベーターに乗り込めて、滑り込みで練習場に入る。出席にマル印をつけて、荷物を置き、後方の席を陣取る。

今日は、明日を本番に控えた最後の練習であり、本番プロ指揮者Y氏による3回目の練習だ。早速、準備運動と発声練習が始まる。昨日のお出かけで身体がバキバキしているが、少しずつ身体が解れていくのが気持ち良い。

30分弱で曲の練習に入る。まずはソプラノ・アルト・テナー・ベースの定番並びを、ソプラノ・アルト・ベース・テナーの並びに変えて、信長貴富作曲「新しい歌」「Ⅱうたをうたうとき」からスタート。まだ朝なのでなかなか声が起きていないけれど、Y氏の表情豊かな指揮で歌が動き出すのを感じる。

30分ほど歌い込んだ後は、明日最後に歌う予定の、同じく信長氏作曲の「こころよ うたえ」。まだ1回しか通していないが、かなりエネルギーを使う歌なので、歌う順番がラストになった。リズムを感じながら裏拍のビートを利かせてレガートに、時にマルカートに歌う。40分ほどの練習で最初に比べて曲が仕上がっていく感じ。
ここで練習開始から1時間半が過ぎ、10分間の休憩。途中更に並び順を変更して、女声がミックスになる。今まで同じパートが固まっていたので周りの音を聴きやすかったけれど、隣がアルト、後ろから聞こえるのもセカンドソプラノだけではない、ということで、自分の声だけが頼り。かなり不安になる。

後半は「新しい歌」「Ⅲきみ歌えよ」からスタート。15分ほどざっと流した後は、Palestrina作曲「Missa brevis」へ。「Agnus DeiⅠ」からスタートして「Agnus DeiⅡ」へ流れる。本番もこのままのアルト・ソプラノのミックス並びが良い響きのようだというY氏の意向で、ステージオーダーを任されたそれぞれのパートの担当者はスマホで写真を撮ったりメモしたり、と忙しい。
今日はセカンドソプラノが3人お休みとのことで、トップソプラノより人数が少なく、バランスがいまいち。傍に同じパートを歌う人がいない心細さが募る。ハイ、今晩ちゃんと復習しておきます、という感じだ。
「Kyrie」をさらった後は、もう一度「Agnus DeiⅠ、Ⅱ」を通し、最後にもう一度「うたを うたう とき」を通してみっちり3時間の練習が終了した。楽しかったけれど、かなり消耗して声はかすかす、がっくり。

終了後は明日の事務連絡やら来月Y氏が指揮されるというコンサートのお誘いやら。午後は別の団の練習があるということで、最低限の片づけで解散した。先週ドツレクをご一緒し、このホールを貸してくださっているK先輩がいらしていてご挨拶出来た。二期上の先輩たちと少しお話しをして、ホールの入り口でお別れする。
そのまま歩いて前泊ホテルへ向かう。外は本当に暑い。本当に30度ありそうだ。夫は洗濯物をある程度片付けて出かけるので、少し到着が遅くなるというLINE連絡をくれていた。

こちらは予定より少し早くホテルロビーに到着する。冷房がかなり効いているが、快適だ。ダメ元でチェックイン出来るかどうか確認すると、小一時間早かったのにもうお部屋の用意が出来ていますということで、チェックインさせて頂けた。ラッキー。
32階のツインルームからは遠くスカイツリーも見渡せる。毎年宿泊する反対側の向きの部屋のようだ。

あれこれ片付けているうちに、夫から駅に到着したという連絡が入り、時間を見計らってロビーに迎えに降りる。荷物を整理して、ペコペコのお腹を抱えて昼食へ。夫の希望でラーメン屋さんに入ってぱぱっと済ませる。かなりボリューミーだったけれど、完食。歌を歌った後はやはりお腹がすくのである。

その後は、いつも招待状をもらいつつ、一度も行ったことのなかったアパレルセールが隣のビルで開催中だったので、行ってみることに。入場制限をしていて並んでいる。どれだけの人に招待状を送っているのか不明だが、かなり混雑をしている模様。
断捨離断行以来、すっかり物欲がなくなっており、アウトレットモールでも何も買っていないけれど、まぁたまには目の保養でもよいかな、と。
3階から成るだだっ広い会場を上がったり降りたりあちこち歩き回って、あまりの物の多さと春夏秋冬あらゆるシーズンのものが並べられている中で、だんだん頭も足も疲れてくる。結局2時間近く滞在して、夫のコートとカシミヤマフラーだけ買って、会場を出た。

すっかり疲れ果てて喉もカラカラ。糖分・水分補給が至上命題だ。夫がケーキとお茶をご馳走してくれたので有難く頂く。少し元気になって、お使い物を用意してから明日の朝食等を調達して、部屋に戻ってきた。

母にご機嫌伺い兼生存確認のMeet通話を済ませ、これから夕食を摂りに出る予定だ。部屋に戻ったらもう一度口パク練習をして、今日も早めに休まなくては。明日の集合も早いのである。

昨夜はブログアップ後、夫とお茶を飲んでリラックスしてから今日のお出かけに備えて早々に入浴し、日付が変わる前にベッドに入った。
お茶を飲んだせいで、夜中と明け方お手洗いに起きる羽目になったが、平日仕様のスマホアラームが鳴ってすんなり起きる。やはり朝起きられるかどうかは予定があるかどうかなのだ、と改めて思う。朝ヨガを済ませ、BS朝ドラを視ながら夫と朝食を摂る。お天気はあいにく小雨模様だ。

予定した私鉄に乗り、JRを2線乗り継ぐ。乗り換えがすんなりいったのか、集合時間10分前に到着するつもりがさらに7分早く到着した。お腹が快調すぎるほどなので、お手洗いタイムが確保出来た感じ。
集合時間前に今日の参加者が全員揃う。主催の断捨離トレーナーMさん(昨年自宅サポートをしてくださった)とHさん、そして近県、都内から参加のYさん、Rさん、Mさんと私の4名、計6名だ。

この駅を降りたのは数十年振りのこと。伯母の家に行くのに乗るのと同じ方面のバスに乗る。皆でゆっくりバス停に向かい、しっかり6人で席を確保して、今日の行き先、江戸東京たてもの園へ向かう。大昔、小学生の頃、社会科見学だか遠足だかで訪れたこともある。また、夫と一緒に桜を観に来たこともある広大な都立公園内の施設だ。

当時は武蔵野郷土館といったか。平成3年に惜しまれつつ閉館し、今の施設にリニューアルしたとのこと。トレーナーMさんのブログで告知を見、懐かしい思いで飛びついた形で申し込んだ。その時は、治療翌々日に参加するつもりではなく、息子の結婚式が終わる迄治療を延期して頂く予定だった。
けれど、ドセタキセルを止めたことで、大分副作用が軽減したこともあり、先生は3週間毎にきちんと投与した方が良いというご意見だった。そのため、スキップすることなく一昨日、当初の予定通りフェスゴ治療を行った。お腹が心配だし、疲れやすいのも心配で、体調万全ではないけれど、Mさんには病気や治療のことはお伝えしてあるし、無理はしないということで参加させて頂くことにした。

今回この場所を選んだのはトレーナーMさんの同期トレーナーHさん。私が住む隣の市にお住まいで、20年ほど前にご家族でいらしたとか。今日は案内役でおられる。
まずはビジターセンターのエントランスでチケットを購入し、中へ入る。大きな金木犀の木が2本、馥郁たる香りを放っている。傘をさすほどではないけれど、小雨がちらちらと降ったり止んだり。空気はしっとりと喉に優しい。

都指定有形文化財である旧自証院霊屋を見ながら、高橋是清邸へ。お屋敷には靴を脱いで中に入れる。住まいの主屋部分は総栂普請で、食堂の床は寄木張り。2階は是清の書斎や寝室として使われ、2・26事件の現場になったという。床の間には本人筆の掛け軸も飾られていた。明治時代のすりガラスから見える外の庭園の緑が美しかった。

そのまま、東ゾーンへ。上野消防署望楼上部を見ながら、赤いポストが脇に立つ万世橋交番の中に入る。仮眠室には寝具一式が置いてある。化粧品屋、荒物屋等、皆さん声を揚げながら、しっかり見学。ここはさながらミニチュア明治村のようだ。都立だからとてもリーズナブルな入園料なのが有難い。
ここでいい匂いが鼻をくすぐってくる。おうどん屋さんに入ってランチタイム。6人で大きなテーブルに陣取り、それぞれ食券で購入した温かい手打ちのおうどんを頂く。

お腹一杯になったところで、生花店、文具店、乾物屋、和傘問屋・・・と下町中通りと称する通りを進んでいく。一人(もしくは夫と)で見に来ていたら、もうちょっと簡単にスルーするだろうところも皆さん真剣にご覧になるので、なかなか先に進まない。さらにそこかしこにいるスタッフの方が説明してくださったりするので、一層見学に熱が入る感じ。

午前中は空いていてほぼ貸し切りだったが、午後からは子どもたちの社会科見学の一団や外国人観光客が。
旅館もあり、醤油店もあり。なんとその醤油店はトレーナーHさんが子供の頃実際にお使いにいらしていたお店なのだそう。初めてここにいらした時に、このなつかしさは何?と思われたという。
通りの突き当りには銭湯があり、男湯、女湯、それぞれの空の浴槽に入っている方も。大人の遠足、なかなか凄い。かなりの深さで、溺れそうに見えた。お腹が快調すぎて、一旦お手洗いに行って皆さんと離れる。
居酒屋さん、仕立て屋さん等の見学を終え、今度は西ゾーンへ向かう。ここでRさんがお子さんのお迎えに行くということで、お帰りになった。

西ゾーンは西洋風の建築群だ。田園調布の家や建築家前川國男氏の自邸等、どこも靴を脱いで、履いて、階段を上って・・・とだんだん腰が痛くなるし、顎も出てくる。三井八郎右衛門邸は3階建て。ここは1階だけ見学し、皆さんが階段を上がるのを横目にパスさせて頂く。見ればエレベーターで2階までは行けたのでそちらだけ拝見したが、急な階段を上り下りする元気がない。玄関で皆さんが戻ってくるのをお待ちした。
3階は蔵で窓もなく、圧迫感が強かったらしい。断捨離的に空間から放たれる感じが全然違ったという。
ここで今日の解散予定時間迄30分ほど。時間通りに解散するのか、お茶をして解散するのか確認して、ドイツ人建築家デ・ラランデ邸内の茶房に入る。

大きなシャンデリアと赤い絨毯の素敵なカフェで、皆でケーキとお茶を頂く。お話をしている間に、瞬く間に1時間以上が過ぎる。既に予定解散時間を1時間近く過ぎている。
閉館まであと30分。皆さんまだお元気で、ここだけ見てから、と仰ったが(その写真館を見ればほぼコンプリート)、私はかなりへばっていたので失礼することにして離脱。来た道を戻ってバス乗り場へ急いだ。

10分近く待ってバスが来る。来た時はガラガラだったが夕方のバスは混んでいる。1停留所過ぎた所で座れてラッキー。けれど、車内放送で、JRが人身事故で50分ほどの遅延だという。なんと。けれど、少し待つと乗換駅止まりの電車が来てくれて、ラッキー!と乗り込む。ここでも1駅過ぎた所で席が確保出来た。
随時夫にLINEで連絡する。ところが、急遽途中駅でその駅止まりとなってしまう。特急も2時間近く遅延している等と車内放送がある。アチャーと降りて、次の電車を待つ。ここでもそれほど待たずに電車が滑り込んできて、何とか乗り込んだ。今度は乗換駅まで無事運んでくれて、別の路線に乗り換えた。
既に皆さんと別れてから1時間以上経っている。途中でMさんにJRが人身事故で遅延しています、というLINEを打つと、バスに乗っておられるところだった。閉館ぎりぎりまでおられたようだ。

私鉄に乗り換え、最寄り駅に到着したのは皆さんとお別れしてから1時間半以上経っていた。夫が迎えに来てくれて重いバッグを籠に入れさせてもらえて助かった。一人で出かけると、当たり前だけれど、荷物を自分で持ち続けなければならないのがネックである。つい色々心配で荷物が増えてしまうのだけれど、これも断捨離していいのかも、と思った。まぁ、一人で出かけると、いつもどれほど夫に甘えているかを実感する。

最寄り駅では雨が降った跡はあったが、すっかり止んでいた。帰宅して、もろもろ片付け、夫が作ってくれたパスタとサラダを有難く頂く。1万歩以上歩き、お腹はぺこぺこ。綺麗にたいらげて洗い物は担当した。

母にMeet通話や携帯電話をするがなかなか出ずに、またしても家電にかけて漸く繋がった。今日は運動会イベントのため、イレギュラーでデイサービスに行ったが、今迄で一番豪華なお弁当だったそう。50人もの利用者が皆赤白ハチマキを巻いて、座ったまま、お手玉で玉入れ等をしたらしい。母は白組で負けたそうだ。明日も行くのだという。月木金土と週4日のデイサービス、お疲れ様だが、楽しそうなので何より。

夫は野球中継を観てからジムまで入浴に出かけた(というか、行くように背中を強く押した。)。
その後、オンラインで<教えて先生! -知っておきたいがん自由診療の問題点->を視聴した。既にスタートから30分ほど過ぎていたが、“がんに関する情報が溢れる中、知り得た情報が信頼できるものかを正確に判断するのは非常に困難です。皆様もインターネットや書籍、広告で「自由診療」について目にしたことがあるのではないでしょうか。「絶対に治る」「標準治療と併用可能」と一見魅力的に映る自由診療ですが、多くの問題点や注意点が潜んでいます。 今回は、皆様に必ず知っておいてほしい自由診療の問題点や根拠のある治療を見極めるためのエッセンスについて、国立がん研究センター がん対策情報センター本部 副本部長の若尾文彦先生にご解説いただきます。”という触れ込み。

グループ・ネクサス・ジャパン 理事長・全国がん患者団体連合会 理事長の天野 慎介氏が聞き手で、興味深く聴けた。質問も沢山出ていて、時間が若干オーバーしてお開きになった。すがりたくなる気持ちは分かるが、今現在、エビデンスのある有効な自由診療はないのだ、という先生の言葉が重かった。

明日は日曜日のOB・OG合唱団のゲネプロのため、朝から都心までお出かけ。そのまま都心ホテルに前泊する。今日のお出かけはちょっと冒険だったが、新鮮なオフ会だったので、良しとしたい。
今日は早く休もうと思う。

昨夜も、治療で疲れているのだからさっさとベッドに行けばよいのに、なんだかんだとやっているうちに、夜更かしモードの夫につられて入浴が遅れ、日付が変わってからの就寝となった。
明け方4時半頃、お手洗いで目が覚める。もう一度寝直して、平日仕様のスマホアラームが鳴って条件反射的に消す。その後、寝ぼけ眼でBS朝ドラを点けたが、いつの間にか終わっていたので、次は地デジの朝ドラをこれまたぼーっとしながら視た。
夫がまだ寝ているようだったので、もう少しいっか、とウトウト。

お天気はイマイチのようだが、洗濯をしておきたいのでそうそう寝坊もしていられない。疲れが取れていない感じはあるが、頑張って起きる。
夫は食べ切れずに余ってしまったバナナでジャムを作っている。随分沢山あったのに出来上がったのは小さな瓶ひと瓶と少し。洗濯機を廻し、出来上がるまでの間、メールチェックやネットニュースのチェックを。

洗濯物が出来上がり、2人で干してからブランチだ。先月のマレーシア旅行中に壊れたキャリーケースの修理を保険会社が代行してくれるということで、着払いでキャリーケースを送る手配をする。必要書類を記入して宅配業者に連絡をすると、今日午後集荷とのこと。
お米を研いで、サラダを作る。

日曜日に迫ったホームカミングデーOB・OG合唱の本番に備え土曜日は前泊するが、例年は午後からの練習なのに、今回は前回に続いて午前中スタート。パッキング等の準備は、練習終了後にホテルで落ち合う夫に衣装等を入れたスーツケースを持ってきてもらうから、明日中に終えておかないといけない。いまだにドツレクのメロディが頭の中で鳴り続けていて、OB・OG合唱で歌う曲に切り替わらない。困ったものだ。

来月予定している旅先でのレストランやショートトリップの予約をしたり、夏物を入れ替えながらWさんにお譲りする物を選んだり、花の水切りをしたりごみをまとめたり。籠城蟄居でも休息以外にやることは沢山。

午前中に洗濯物を外干しした後は、曇りの予報に反して日差しが出てきて良かった!と思っていたのに、だんだん雲行きが怪しくなってきて、夕方前に薄物以外のなんとなく乾きかけのものは浴室乾燥に緊急避難。
その間、夫は一人黙々とお蕎麦を茹でて食べていた。私は朝が遅かったのでお昼を過ぎても空腹ではなかったけれど、夕方近くにこのまま夕飯までは持たないと冷凍麺を作ってお腹に入れた。お腹は快調に戻った。
浴室乾燥に避難させて漸くしっかり乾いた洗濯物を畳んで、収納する。

夫は漸く重い腰をあげて、今月3回目(前回3回目、と出かけたのにジムのボイラー故障でお湯が出ずにすぐに戻ってきた)のジムに出かけた。

夫が出かけた後は生協の注文書を記入したり、夕食の支度をしたり、録画したドラマを視たり暫しマイペースの時間。
母にMeet通話をすると、今日は予定通りデイサービスに行ってきて、食事もしっかり食べられたという。明日もデイサービスの運動会イベントに声をかけて頂いたので行ってくるそう。お昼は昔懐かしの運動会に持っていくお弁当が振舞われるのだそうだ。色々趣向を凝らして頂き、スタッフの方々には頭が下がる。

実家のお向かいの奥様が転倒し、あちこち骨折して大変だという話をご近所の方から聞いたそう。今回、母が転んで膝の擦り傷と打撲で済んだのは本当にラッキーだったのだ、と思う。注意一秒、怪我は回復までにどれだけかかることか。さすがに反省して、外出するのも怖くなったと母は言うけれど。

着替えを家に置いてきた、と忘れ物大王得意フレーズのLINEを受け取って暫くして夫が帰宅した。全く無傷で忘れ物やら何やらがなく、無事往復するのは何回に1回なのかしら、とからかったら、そんなことはない、と憤慨していた。
一緒に夕食を摂る。

今夜はオンライン断捨離読書会はお休み。明日は断捨離トレーナー主催のオフ会に初参加する予定である。

昨夜はブログアップ後、即消灯してバタンキュー。3時半頃お手洗いで目が覚め、再入眠には少し時間がかかったが、その後2時間半ほど眠れた模様。合計7時間睡眠。
スマホアラームが鳴り、夫におはようLINEを打って、身支度を済ませ、階下のレストランへ。ちょっとずつ色々和洋折衷のおかずを頂き、水分もスープ、スムージーや黒酢ドリンクとちょっとずつ色々。珈琲と新聞を頂いて部屋に戻った。

昨日採血と心エコーが終わっているから、朝一の予約でもゆったり過ごせる。朝ドラを視て、荷物整理を済ませ、ゆるゆる出かける準備だ。チェックアウトして手荷物を預け、病院へ向かう。
日差しは出ていないものの気温は高め。今日も夏日になるようだ。

予約時間の15分ほど前に病院に到着。受付のIDカード機には若干列が出来ていたが、すんなり腫瘍内科受付へ移動した。
待合椅子はそこそこの込み具合だ。椅子が埋まっていたので、受付正面のソファを確保した。
暫し態勢を整えてから血圧測定。104-65、脈拍が85。血圧測定を終えたら、読書再開だ。今日のお供は昨日の続き「救いたくない命 俺たちは神じゃない2」だ。予約時間丁度に電子掲示板の中廊下へどうぞ、に自分の番号が出る。
あれ? 先日聞いていた先生と名前が違う、と思いながら慌てて移動。また少し咳が出るようになっている。
今日は正真正銘の1番乗りのようだ。すぐに先生が扉を開けて出ていらして「〇〇様(さん、ではなかった。)」と呼ばれる。

「おはようございます。」と荷物をまとめ、「よろしくお願いします。」とご挨拶をして入室する。
席に着く前にフルネームで名乗ってご挨拶。先生もフルネームで挨拶される。Y先生は男性。40代になった頃だろうか。丁寧で優しく穏やかな方。「16年以上A先生にお世話になっていたので、今日はドキドキしていました。これほど長生きさせて頂けるとは思ってもいなくて・・・」と言うと、「薬も効いたのでしょうが、副作用等の自己管理が出来ていたのですね。大変だったと思います。いきなりA先生のようにはいかないと思いますが、一生懸命やりますのでよろしくお願いいたします。」と仰る。
廊下や診察室でも時々咳が出ていたので、その状況を訊かれたが、2月の苦しさや頻度とは全く違うことをお話する。現状維持でフェスゴとタモキシフェンの治療をしていきましょうとのこと。

採血の結果等を細かく画面上で説明してくださった後、検査結果も時系列でプリントアウトしてくださる。貧血や栄養状態は改善傾向で、BNP(心臓から分泌されるホルモンで、心臓への負担が大きいほど多く分泌される。BNPが高い場合は、心臓に何らかの負担が掛かっている~心不全等の疑い)の値は前回よりまた上がっていたが、3桁というわけでもないので、それほど心配しなくてよさそう。
心エコーの結果、EF(左室駆出率)は62%で、心臓の動きは心配ないとのこと。マーカーも前回より上がっていたが、基準値以下だし、安定というご判断だ。ここで、体温とパルスオキシメーター測定。36度5分で96-84。

こちらから補足で、前回治療後、頻尿と残尿感、排尿時の痛みが収まらないため、泌尿器科にかかったところ、急性膀胱炎の診断により、抗生剤2種類を4日間内服したこと、月末に行った子宮頸がん検査は精密検査不要(異常なし)だったことをご報告。内服した抗生剤はお薬手帳をお見せして薬名を記録して頂く。事前の問診票で珍しく口内炎が出来たことを記していたが、うがいの励行を、とのアドバイスがあった。

今後も前日検査と当日治療のスケジュールを踏襲してくださるとのこと。次回3週間後は採血、次々回は採血・レントゲン、年内最後の治療前日に採血・レントゲン、年明け最初の治療前日に採血・心エコーの予約をぱぱっと入れてくださった。
さらに次回治療前に造影CTを、とのことで2週間後の午前中に予約を入れてくださった。あっという間に予約票がプリントアウトされる。2回に1回(6週間に1度)のポートフラッシュも予約されていた。凄い。

薬はこれまで通り、タモキシフェン、ミヤBM、タリージェ15㎎を3週間分。それにコデインを追加して頂く。以前は痛み止めとして頓服乃至は3度3度飲んでいたが、最近は就寝前に咳止めと(その副作用での便秘による)下痢防止の一挙両得で服用していることをお話した。
ということで、初回初めましてのY先生の診察は気づけば25分近くの長い時間を頂戴していた。

「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とご挨拶をして、化学療法室へ移動する。お待ちの方はお一人だけ。受付票ファイルを出して門前薬局に処方箋の写真をLINEで送付して待っていると、化学療法室のAさんからグレーの椅子に案内される。LINEと連携した受付票を出す機械が故障中とのこと。

夫とお友達に報告LINEを打ち、態勢を整えていると、久しぶりに認定看護師のOkさんがいらっしゃる。「ポート針刺ししてしまいましょうか」と。これは心強い。
いつもと少し違う場所を刺してみますねと言われ(ずっと同じ所を刺しているのでポートの上の皮膚が青黒く変色しているのだ)、針が落ち着く迄若干チリチリとした痛みがあったが、無事終了。
「ちょっと痩せた?小さくなった感じがする」と訊かれ、「ドセ前より3キロほど落ちて、下痢もあるせいかなかなか戻らなくて・・・」とお応えする。
門前薬局からは薬の用意が出来ましたという連絡が入った。

その後、フェスゴが届く迄本を読みながら待つ。10分ほどで届き、Aさんが担当。今日は奇数回目なので右腿だ。最初に刺す時、薬が入っていく時は相変わらずチリチリと痛む。5分間ゆっくり時間をかけてお喋りをしながら気を紛らわせる。抜く時はそれほど痛まずだった。

今日は注射の間、奥のカーテンから薬剤師さんの声が聞こえたので、Aさんに薬剤師さんのインタビューとドセタキセル治療迄は月1度頂いていた薬局に渡す書類があるのか確認して頂く。フェスゴだけの場合、薬局への治療情報提供書はないとのこと。門前薬局の薬剤師さんと院内の薬剤師さんとの連携は取れているので問題ないと確認して頂いたので、席を立つ。
化学療法室滞在は45分ほど。腫瘍内科受付で受付票を戻し、頃合いを見て会計待合いに移動する。8万弱をカード払い。

外に出る。日差しは弱いが、何となく空気がむわっとしていて、蒸し暑い感じ。暫しマスクを外して深呼吸する。すっかりマスクなし生活に慣れてしまい、病院や薬局でマスクをするのが苦しい。
門前薬局に寄ると、何人かの方がお待ちになっていたが、ほどなくして担当のIさんから呼んで頂く。体調伺いのLINEのやり取りで状況を把握して頂いているから、話が早いし、このところ体調も良いので、あれこれ補足することも殆どない。
治療情報提供書はなし、を確認したことを伝える。これからはY先生が主治医なのですね、やり取りをしたことがありますけれど、とても感じのいい先生ですよね、とのこと。確かに。そして(息子の)結婚式の話題。いよいよですね、という話になる。
3,000円弱のコード決済を済ませた。今日の病院と薬局滞在時間は2時間強。

ホテルに戻って預けた荷物を受け取り、ロビーで荷物をまとめ、お手洗いを済ませる。
まだ午前中でこのままランチタイムには早すぎる。とりあえず乗換駅まで行ってランチを摂ることに。以前なら時間まで駅ビルをぶらぶらして、ということもあっただろうが、荷物を持ってうろうろする元気がない。各駅停車に座って、文庫の続きを読んだ。昼前の車内は空いていて快適だ。

乗換駅に降り立ち、迷った末、エスニックレストランに入り、ナンとジャスミンライスが付いたグリーンカレーに氷なしの常温チャイを頂いた。
文庫本を切りの良い所迄読んで、最寄り駅まで。タクシーに乗らずに歩いて帰宅した。フェスゴの注射跡で右腿が腫れている感じ。

今日は生協のお届けの日。一旦座ると嫌になってしまうので、そのまま玄関に荷物を降ろして、取り込んで収納を終えた。

荷物を片付け、着替えを済ませ、もろもろ片付けを一気に。薬の仕分けやら家計簿付けやらメールチェックやらすると、あっという間に時間が過ぎる。快調だったお腹は早くも緩い。

疲れてソファと一体化。録画したドラマを視始めたら知らない間にウトウトしてしまった。全然動きたくない。夫が帰宅し、生協から届いたお蕎麦やお寿司等で簡単に夕食を済ませた。

母にMeet通話。今日は伯母(母の2歳年長の姉)から電話があって30分近く喋ったそう。
その後はケアマネSさんから、介護認定の結果通知について心配している旨の電話があったという。ポストを見に行くと、午前中には届いていなかった介護認定の通知が到着していて、要介護1が要支援2にランクダウンしていたのだそう。厳しい人に当たったらしい。
月末にはまた介護サービス会社の方やらデイサービスの会社の方やら複数名が自宅に見えるとのことだが、ちょうどCT撮影の日にバッティングしているので、また立ち会えないことに。
膝の擦りむき傷は1週間経って大分落ち着いてきた様子。何度も消毒して頂いて、今回はフロントの方たちに随分お世話になった。一人で暮らしていたら大変だったと認めていた。

明日から夫は5連休。お天気はあまり良くないようだが、洗濯をしたら後はゆっくり休息の日としたい。

昨夜はブログアップ後、夫と旅番組の残りを視てから入浴。手足のケアを終えて、ベッドに入ったら日付が変わってしまっていた。瞑想CDをBGMにして寝つきは良かった。

明け方、お手洗いで目が覚めたが、二度寝に成功。夫が出勤だから、スマホアラームが鳴って一旦消してすぐに起きるつもりだった。が、次に目覚めたら夫が出かける5分前。慌てて起きて送り出した。
BS朝ドラを視、朝ヨガを終えて、ゆっくり朝食を摂る。今日もいいお天気。洗濯日和で気温も上がるようだ。

メールやネットニュースをチェックする。一段落したところで録画したドラマを視る。

昼はいつものように冷凍麺とフルーツで簡単に済ませる。
予定通りの電車に乗る。車内のお供は中山祐次郎さんの「救いたくない命 俺たちは神じゃない2」(新潮文庫)。
帯には「俺たちが患者の生死を決めていいのか?外科医コンビの活躍を描く『泣くな研修医』著者のもうひとつの代表作」とある。
研修医シリーズからずっと読んできた作品の新刊、書下ろしを含む文庫オリジナル版だ。6話のうち最初の1話をするすると読み進み、順調に病院最寄り駅に到着し、宿泊するホテルに向かう。
今日は既にWEB決済を終えていたので、スムーズに3階のダブルルームにチェックイン。荷物を置いて身軽になってから、急ぎ病院に向かう。

病院に到着し、受付のIDカード機を通し、採血・生理検査受付へ移動する。遅い時間なので、待合椅子は誰もいない。受付票のバーコードをスキャンしてピンクの採血受付票を取る。
生理検査は紙の番号受付札も取らず、すぐに受付。保険証チェックも終え、採血が終わったら戻ってくるように言われる。すぐに採血室に入れた。今月は今日だけ、1回の通院なので、マーカー測定ありで5本の採血。
今日は3人の技師さんがいらしたが、「1、2の3」のかけ声で針刺しするほっこり臨床検査技師のOさんが担当してくださった。刺す時は少し押される感じはあったが、抜く時は殆ど痛まず、問題なく終了。

お礼を言って採血室を後にし、止血をしながら生理検査受付に「採血終わりました」と声をかけるとすぐ中待合に入るように言われる。4か月ぶりの心臓超音波検査予約時間まで20分ほど。
中廊下の待合椅子に座りながら、文庫の頁を繰り始めていると、予約時間の15分前に女性技師さんから名前を呼ばれた。検査着に着替え、少し薄暗い検査室のベッドに横になる。
今日は1番手前のベッド。名前、生年月日を訊かれ、身長、体重も確認される。今朝は43.4kgだった。2月末に測定した時より3kgほど減っているが、なかなか元に戻らない。

頭と背中に枕。最初は左を下に横になって、左手は上に、右手は腰に下げて左胸を、続いて背中の枕により寄り掛かるように身体を開いてプローブで押される。普通に呼吸を続ける。はい、そこで息を止めて、楽にして、はい、そのまま止めて、を何回か繰り返す。
最後は仰向けになって鳩尾からお腹の辺りをわりと強めにプローブで押され、お腹を膨らませて深呼吸を繰り返す。20分弱の検査が無事終了した。温かいおしぼりを渡され、付着したゼリーを拭いて着替えを済ませ、お礼を言って検査室を後にした。

腫瘍内科受付を通さず直接総合会計窓口へ。自分の会計番号が出て、自動支払い機にIDカードを通す。今日の検査代7,000円弱をカード払い。
ちょっと疲れて喉の渇きを癒すため、院内カフェで紅茶とスイートポテトで一休み。カフェタイム込みで病院滞在時間は1時間ほど。
ホテルに戻り、部屋でカツラを外し、リラックスして夕刊を読みながら暫し休息を取る。

夕食には野菜たっぷりの定食を頂き、しっかり完食して再び部屋に戻ってきた。
母にMeet通話。午前中は整体でマッサージしてもらい、転んだ打撲等も心配ない、と言われたそうだ。フロントで消毒もして頂いたらかさぶたが出来てきたと。回復しているようでほっとする。
夕方、レーザー治療を施した後の経過観察で眼科に行ったが、予約時間を超えてもなかなか呼ばれず、帰路が暗くなって足元が悪くなる、と気が気ではなかったらしい。眼球の曇りが綺麗に取れて、視力も0.8まで回復し、今後は3か月毎に通うことになり、来年1月に予約して頂いたという。サ高住に戻ると、「月が綺麗ですよ」と声をかけてくださった方と併設のレストランで夕食をご一緒し、美味しく頂けたそう。80歳というから、母より大分年下でおられるが、お友達になれそうとのこと。それは良かった、と通話を切った。

明日はフェスゴ11回目の治療だ。新しい主治医とお目にかかる日でもある。これからどのくらい長くお世話になれるだろうか。