紅露の写真日誌…北の大地・夢空間 (original) (raw)

このほど、諸事情から、GooBlogを閉鎖することといたしました。
長い間ありがとうございました。
引き続き、Twitter(X)、Facebookに投稿をしておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

7月から8月にかけて、小樽市内では様々なイベントが続きましたが、体調不良から、時折イベントに出かける程度でした。自宅から500mほど先にある協会病院に通うにも、低気圧が近づくと、足腰が痛む老人病が酷くなかなか通えないという状況(笑)。

愚痴はそこまでとして、7月26(金)~28(日)の小樽潮祭り、同日旧手宮線で開催の小樽ガラス市を家内と連れ立って見てきました。なかでも、27日(土)の「潮練りこみ」は、孫娘が小樽歯科衛生士専門学校3年生で最後の年であることから、家内ともども踊る姿を目に収めたいということになりました。

また、8月3日(土)~4日(日)は、我が家のすぐ下のメルヘン広場で行われる「小樽堺町ゆかた風鈴祭り」がありました。
(注)我が家は三本木急坂といわれる坂道の途中にあって、メルヘン広場までは、徒歩1分もかかりません。

☆小樽潮祭りは、自分の記憶をさかのぼれば、昭和41年(1966年)地元大学を卒業した年に初めて開催されました。まだ小学生くらいの従兄妹達や、浴衣にピンクのたすき掛けの義父が写った写真もあります。ともあれ、27日(土)昼過ぎ、家内ともども、ガラス市の会場である旧手宮線に行って見ました。

<第58回おたる潮祭り~主なイベント>


旧手宮線では、なんと孫娘が通う「小樽歯科衛生士専門学校」の生徒60人ほどが、記念写真をまさに撮ろうとしている現場に出くわしました。思わず、家内ともども、ラッキーと言ってしまいました。

最前列が3年生、孫娘も最前列の中央にいる。潮練りこみは午後5時過ぎにサンモール一番街を出るということなので、それまでゆっくりとガラス市を見学することにします。

さわやかな音色に誘われて、線路沿いを小樽駅前の中央通り方向に進みます。


左側の青い円形には、ペットボトルのキャップが張り付けられています。要は、ペットボトルなどの廃棄物の再利用のコーナーのようです。


JR小樽駅前の中央通り(セピア通りともいう)に出ると、潮練りこみ参加梯団が次々と、海側の中央ステージ方向に進みます。

幼児がおじいさんの踊りをまねしているシーンが、目を惹きました。おじいさんが「こうやって踊るんだよ」という声が聞こえてくるようなシーンでした。

午後6時少し前、孫娘の歯科衛生士専門学校梯団がやってきました。3年生が最前列。

26日(金)午後3時過ぎに始まったバラエティステージを見る機会もあったので数枚パチリ。女性だけによる和太鼓チームのようです。

力強い音が響く中、右端では法被姿の女性がイラストを描いていました。しばらく見ていても、何の絵かわかりませんでした。何か場違いのような…何の解説もない。

☆小樽市民ギャラリーでは、沓間照男氏が主宰するPhoto de Paysage(メンバー9人)の写真展がありました。7月25日見てきました。
例年、沓間氏個人の写真展が開かれ、撮影およびSNS転載不可でしたが、今回はOKとのことで、ここに紹介いたします。


ギャラリーの様子。右端の緑ぽい服が沓間氏です。


左端は、木田世界さんのサッポロファクトリーの壁面の蔦を撮ったものです。


西川カヨさんの太陽をメインに映した写真ですが、中央の写真は、雲で太陽が上下2分されていますが、これは大変珍しい光景で、極めて寒い日に現れる現象だそうです。

私自身10数年前に、サジアストロパークフォトコンで、この現象を撮った応募し、入選した際に「珍しい現象」であると評価されました。(このフォトコンは現在行われていません)

どなたの作品か失念、右上の画像に惹かれました。雪の上に落ちが楓の葉が深く雪に沈んでいます。どのようなときに起こる現象なのでしょうか、とても不思議でした。

左端のモノクロ写真に惹かれました。JR手稲駅の駐輪場ですが、若い女性がちらりと振り返った瞬間を撮っています。とてもいい瞬間だと思いました。

☆小樽堺町第14回「ゆかた風鈴まつり」が8月3日、4日の両日メルヘン広場及び堺町通りで行われました。

主たる会場は、メルヘン広場ですが、堺町通り一帯於古撥川までキッチンカーが並んでいます。3日(土)、4日(日)両日行って見ました。


二日目の浴衣コンテスト(大人の部)の一シーン。


キッチンカーの黄色いのぼりが気になりました。「今日はやらん」どういう意味か???

普通のキッチンカー?いえいえ着物姿の彼女たちの足元が気になりました。スニーカーにサンダルが…

こちらの中年の女性の足元は、雪駄のようです。


普段は客の入っているところを見たことがない店に、行列、行列!


ところどころに風鈴アーケードがあります。


最後の画像は3日(土)午後6時ころの画像です。突然、予報にはなかった豪雨が…その際大正ロマン館・観光案内所近くの二張り繫ったテントに避難したのですがそのテントが大雨で崩れ、びしょ濡れとなり、大正ロマン館に退避したものの雨がやむ気配がなく、濡れながら自宅へ向かいました。

帰り際に、あわててスマホで撮ったのがこのモノクロ画像。画像からはわかりませんがテーブルも椅子もびしょ濡れでした。アスファルトも大雨で波打っている。

6月下旬から7月上旬にかけて、小樽市民ギャラリー及び札幌資料館(大通西13丁目)で行われた写真展を見てきました。

☆小樽カメラ倶楽部全紙作品展

6月26日~30日まで小樽市民ギャラリーで行われていましたが、27日(木)見てきました。今回二村さんの作品が展示されていないことに気が付き、当番の西谷さんに確認したところ、仕事の都合上小樽を離れているとか。いずれ戻るということでした。


やはり目に付くのは、滝野さんの作品。銀座の商店街で撮影したこれらは、一見外国で撮られのかと見間違う。よく見ると、右の作品のテラスでの飲み物のメニュー看板が、日本語のカタカナ表記だ(笑)。


森井さんの作品、雪解け時期の小川であろうか、モノクロに近い作品だが、氷の青さが際立っている。


西谷さんの作品、荒涼とした原野の倒木に座る女性、一瞬野付半島の原野で撮影されたのかと思ったが、ご本人に伺うと石狩はまなす公園とのこと。

川原さんの作品であるが、一瞬この渦巻は何だろうと思いました。よく見ると、野球場でグラウンドの雪を解かす融雪剤を撒いた跡らしい。

☆2024年小樽フォト虹彩写真展
7月3日~7日まで小樽市民ギャラリーで行われていましたが、3日(水)に見てきました。会員6名による写真展です。

ポストカードを転載(出展者:阿波和行、中島史江、高田桂子、内田絢子、右近純子、井上雅博、敬称略)

サングラスのような形が面白い。

左は、美瑛のクリスマスツリーの木だと思いますが、もっと目を惹きつける様な瞬間を切り取りたいものと思いました。

サッポロファクトリーのレンガ壁ですね。

小樽花園町の線路わきですが、これらの建物も、今は一部取り壊されてしまいましたね。

☆全日写連札幌支部展
札幌市大通西13丁目の「札幌資料館」で、7月2日~7日まで行われていました。会員14名×3点=42点+昨年人気の高かった上位3作品が展示されていました。6日(土)、大通西11丁目で行われた、商大×北大の応援団対面式の折、資料館を訪れました。

この3点が前年度人気があった作品だそうです。

今回の展示作品の中で目を惹いたのが、この作品。左上段茶トラトラの猫が5匹、ぞろぞろ歩いている!たまたま撮影者の平川さんが在廊されていて、お話を聞くことができました。


左は釧路市郊外の材木町の撮影スポットですね。右2点は知床のヒグマでしょうか、よく撮れたものですね。危険と隣り合わせ!

桜の写真に見とれる来訪

☆アートユニット(Tom and Jerry)写真展「Shadows and Light」

同じく札幌資料館で、7月2~7日、行われていました。6日に見てきました。撮影者の本名は不明ですが、二人での写真展とか…


いただいた案内状を転載しました。

6日、訪れた当日も作業中でした。ライトの調整中かな?

札幌の中心街でしょうか、手前の百貨店(?)のドア越しに…奇妙な画像にしばし立ち止まりました。

街角の一部を切り取った作風はよく見かけますが…

なお、コメントは私の個人的なものですのでお断りしておきます。

龍宮祭の出店が集まる梁川町を歩くのは久しぶり…

本来、先に龍宮神社に先に詣でるべきですが、何分まだ3歳にならない孫(次女の長男)を歩かせているもので…。孫の興味を優先させて、先ずは梁川町の縁日を歩くことにしました。6月21日(金)のこの日は長女も仕事が休みとあって、家内も含め家族連れで行ってきました。私自身2年ぶりの梁川町。Twitter(X)やFacebookによく出てくる梁川町の「裏小樽モンパルナス」とは何ぞやという興味もあって…

家族全員で乗ってきた次女のワゴン車(8人乗り)を、まず長崎屋(スーパー)の裏側駐車場に止めて、中央通りを渡って、梁川町に向かいます。おっと気を付けないと、孫が青信号を見て横断歩道を先に走り出す。梁川町の入り口から屋台がずらり。

しばらく歩くと、法被を着た氏子たちが神輿を担いでいる。これから練り歩くと思いきや、トラックの荷台に据え、トラックは神社方向へ去ってしまった。

これから練り歩くと思いきや、近くのトラックの荷台に積んでしまった。練り歩きは終わったようだ。

長女(左)が、孫の手を引き、次女は6か月の孫娘をバギーカーに乗せ押し歩き。


法被を着た氏子たちも屋台を見物。

諸物価値上がりのこのご時世、小中学生の子供に、「はい、お祭りの小遣い1000円」というご時世ではないようだ。

射的はいつの時代にも人気がある。

スミノフ?クライナー?ってなんだ、なんだ!初めて聞く名前に少々びっくり。
検索すると、スミノフ=ウオッカの一種、クライナー=ドイツ生まれのお菓子味の酒、と出てきました。画面右のウィスキーボトルのような小瓶のことらしい。

チョコバナナも種類が豊富になってきたね。


お祭りではよく見かけるジャックスパロウ氏。焼きそば、ビール、キュウリ1本漬け、ポップコーンなどを売っていた。
ジャックスパロウは、海賊映画「パイレーツ オブ カリビアン」の主人公でもある。


女子高生であろうか?浴衣姿がかわいいね。

値段が気になったので、撮ってみました。


相変わらず、たこ焼きは人気です。行列ができてました。値段が手ごろなのかな?

もうじき3歳になる孫は、母親が押すバギーカー(ゼロ歳児の孫娘が乗っている)を引っ張っています。

焼肉は、やはり高いね。700~900円でした。あわてて撮ったのでぶれた(笑)。

露店の最奥に、「裏小樽モンパルナス」がありました。中で、売店の方に話を聞くと、「この建物は歴史的建造物で、老朽化していますが、取り壊さずに、イベント会場として使っていく」とか。この日も内部で5-6店舗、外でも3店舗が営業しておりました。人気のある店舗なのが分かりました。

この後、再び歩いて小樽駅前の中央通りに出て、長崎屋の飲食店で夕食を取り、買い物をして自宅に戻りました。

平成16年(2004年)7月から始まったこの音楽祭は、今年で21回目を迎えます。初回から9回目までは、小樽運河浅草橋街園(通称=浅草橋)で行われました。観客の増加や参加バンド数の増加などから、10回目(2013年、平成25年)からは、より広い会場である小樽地方合同庁舎前のマリン広場に移りました。

さらに今年は、マリン広場に国際インフォメーションセンターが建てられたこともあって、クルーズ船ターミナルのある第3号ふ頭に変わるようです。このような諸事情から開催場所が転々としていますが…
加えて、当初9バンドで始まったものの参加バンド数が50組近くになったことも、移転理由のようです。

ということで、浅草橋で行われた演奏会のうち、平成22~24年の第7~9回分の画像を取り上げました。それ以前の画像は、残念ながらありません。写友数人と、雨竜沼湿原や道東の撮影ツアーに、同時期に出かけたためです。

☆第7回おたる☆浅草橋オールディーズナイト(2010年、平成22年)

H22年7月18日この日は日曜日とあって、多くのファンが集まりました。あいにく曇り空で、途中小雨が降るという悪条件でしたが…

観客席はほぼ満席状態。売店でビールや食べ物を買い込んで、音楽を満喫する観客。

矢沢永吉のコピーバンドのようです。大きな拍手が沸き起こる。


最前列のダンスエリアでは、中年女性がもう我慢ならぬと踊りだす。体が自然に反応するようです…


小雨もなんのその。奥の短パン+黒いシャツの男性と左端ねじり鉢巻きのおじさんは、数曲踊り続けました。


バンドマンがステージから降りてきた。小雨が降り出してきたが、なんのその!

ついに本降りになってきた。あわてず騒がず、傘がなければ新聞紙をかぶればいいさの図!(笑)


通りすがりのライダーであろうか、数曲見ておりました。

☆第8回おたる☆浅草橋オールディーズナイト(2011年、平成23年7月)
今回は、17日(日)と18日(月・祝)に撮りに行きました。

3日間の出演バンドは、47バンド。

大人に混じって幼児たちも踊りだしました。

今では珍しくない女性ギタリストも登場(このカットは18日、他はすべて17日撮影)。

女性テナーサックス奏者も…

曲目によっては大勢の観客が、ステージ前で踊りだす。

曲によって、踊りやすい、踊りずらいがあるのかな?

☆第9回おたる☆浅草橋オールディーズナイト(2012年、平成24年)

浅草橋で行われる最後のオールディーズナイトとなりました。画像は7月20日(金)と21日(土)撮影です。


前回観客席のテーブルが6人掛けの長方形でしたが、今回は円形テーブルになりました。

ステージ前は相変わらず、演奏に合わせて声がけ、踊る人も…


青い看板に黄色いTシャツ、目立ちます。

ちょい視点を変えて、ミキサーの後ろから撮ってみました。


中央は雷神小俣氏、ユニークなギター演奏を見せてくれました。


Hiro Rad Mack氏、この方もあちこちの演奏会で見かけます。

雷神小俣氏の演奏は、子供たちにも人気でした。

☆2016年(平成28年)以降、運河プラザ中庭演奏祭、北運河サウンドエナジー、天狗山音楽祭など、数々のロック系音楽祭が多くなってきました。

なお、浅草橋で現在も行われている音楽祭に「北海道JAZZ in 小樽」がありますが、その経緯が複雑で…、手に負えませんでした。
#小樽思い出の一枚

例年この時期に行われる、小樽市内の桜の写真展が、今年もまたFreeLanceで行われていると聞き、6月8日(土)見てきました。

今年は、プロの写真家を含む24名+小樽商大写真部の25組の写真が、2Fに展示されています。
この日は小樽港に大型観光船が接岸しており、街中は外国人が多数観光で賑っていました。


中から騒がしい音が漏れてきます。入ると、1Fには外国人の家族が騒いでおられました。そういえば今日はダイヤモンドプリンセス号が入港しているんだった。


2Fに上がると、こちらにも数名のお客がおりました。コーヒーを注文し、さっそく周囲の写真をコンデジでパチリ、パチリ。


正面右奥にはマスター手作りの開催日のカレンダーが、大小2枚展示。さてコーヒーで一息ついて…
何分薄暗いうえに、天井のライトが写真に反射してしまう。


2Fへの階段を登り切った正面に「小樽商大写真部」の写真が展示されているが、踊り場が狭すぎて一度に撮りきれない。

同じく写真部員の作品。


植田敏之さんの作品(モノクロ)


高橋聡さんの作品、魚眼レンズでしょうか?境内の石塔がさかさまだ(左上、笑)!

中田力太郎さんの作品、右に宮司さん巫女さんが映り込んでいる。竜宮神社かな?


百合野潔さんの作品、ネームの右上に天上寺の山門が映っている。

見延和美さんの作品、中央は二段公園下のレストラン「マンジャーレ」の桜ですね。


FreeLance店主=神田泰之さんの作品、中央ライトの反射が強すぎる…

写真家志佐公道さんの作品、「木になる気?」タイトルもユニークだ。


伊藤也寸志氏の作品、JR小樽駅の映ってますね。


与那覇尚子さんの作品、沖縄出身の方で、写真は住吉神社で撮影されたようですが、コメント欄には「人はなぜこうも桜に惹かれるのか。沖縄のそれとは異なる当地の桜」とのコメントがありました。

☆取り急ぎまとめましたので、取違等がありましたらご容赦ください。

2Fアバンギャルド展の作品の一部(~6月30日)

友人の写真展が、小樽市立美術館(文学館)で行われるとの案内状を頂き、5月30日(木)見てきました。美術館を訪れると、同時に「7人のアバンギャルド展」も行われていました(2F企画展示室、有料)。アバンギャルドというフレーズに惹かれ、ついでなので、全館入場可能な1日券を購入しました。市内高齢者割引が適用され、350円で、OKでした。

☆1Fの市民ギャラリー(入場無料)では、どんぐりの会の水彩画展と、木村修氏のモノクロ写真展が行われていました。水彩画展は見ておりません。写真展は5月29日~6月2日まで

友人でもある木村氏は、数年前にもここで写真展を開いております。今回は全作品モノクロ仕上げで、四季折々の作品が飾られております。


小樽市内、春の作品


夏の作品

夏の作品、夜の作品が多い。

☆1Fの「中村善作」作品展については初めて見ました。縦横とも数mある大作が展示されていました。作品については撮影不可なので、入館時いただいたパンフレットを紹介します。


文字が読みにくいですが…小樽の風景を描いたものが殆どでした。

☆2Fの文学館(喫茶コーナーや小樽ゆかりの小説家達の…)入ろうと階段を上がると…石炭の中に赤い球がある!!!
変てこなオブジェに惹かれ、先に企画展「7人のアヴァンギャルド」に入ってみることにしました。


楢原武正氏作品「大地開墾」、石炭の中に大きな赤い球が…?なんだろうと思いました。


荒井義則氏作品(上段)「Soft Landing to Season」、通信音らしき布地がありましたがよく意味が分かりません。下はカラフルな織物ですが…


千葉豪氏作品「カオスの思い出」、不思議な図柄の屏風だ。テーマは目玉らしい。


岡倉佐由美氏作品、構わず進むと、女性のマネキン、ネックレスの手首の骨がユニーク。顔が大きな唇だ。


奥正面には人体下半身のオブジェがあるが、どなたの作品か見落とした。よく見ると、え!え!え!


左から2番目の作品、おっぱいがあるから女性像だが…股の部分が!これもアートか!


佐渡富士夫氏作品「無題」、上のオブジェを見た後では、平凡なオブジェに見えてしまうから不思議。

余談ながら、アヴァンギャルドというと…、真っ先に思い出すのが、小樽二段公園傍にある「海猫屋」(現ISO)。小林多喜二の不在地主の舞台、1986年村松友視の小説「海猫屋の客」でも有名、もっと以前には、ここで暗黒舞踏という演劇が行われていました。いわゆるアングラ劇場でした。アヴァンギャルドの先駆的なショーが行われていました。

☆3Fの一原有徳記念ホールは、製作工程室は写真撮影可能ですが、作品展示ホールは不可。なので、制作室のみ2点あげておきます。
一原有徳氏も、7人のアヴァンギャルドの一人にカウントされています。


パンフレットから転写しましたが、文字が読みにくい。写真のような版画を作成しています。


作業室は写真OKですが、かなり大型の機会が設置されていて驚きました。


作業室から、作品展示ホールを見ると…敢えてぼかしています。

☆2Fの文学館の戻ります。いろはがるたの展示を行っていましたが、さらに隣のコーナーで数カット撮影。

文学館に入ると、なぜかほっとします。喫茶コーナーでコーヒーを飲んで、一回りしますが…かるたの展示を素通りして…

このシーンは何度も撮っていますので、素通りし、さらに進むと、潮風高校のコーナーがありました。

一般から公募した絵を展示していました。

☆展示物等によって、期間が異なりますので、詳しくは小樽美術館または文学館にお尋ねください。

ライラックよりも、ツツジがとても奇麗で爽やかでした

前回5月21日付のブログで、ライラック祭りについて画像入りで紹介しましたが、撮影機材であるコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)を紛失したことを紹介しました。無事コンデジが見つかり、手元に戻ってきました(経緯は後程)。

5月18日(土)、5丁目会場に着いた際には、会場のあまりの混雑さに驚き、数枚カメラに収め、そうそうと、西6丁目の富士フォトサロン札幌の写真展を見るべく立ち寄りました。

☆富士フォトサロン札幌では、江口真一氏と彼の仲間たちの写真展「光の森」が開かれていました。サロン内は写真OK、コンデジで数カット撮影。

フォトサロン受付でいただいたパンフレットから転載。

江口氏とその仲間たちの写真が飾られています。以下はすべてコンデジで撮った画像です。

立ち寄られる方が次々と…

☆西6丁目会場は、テント内で休むことも前に進むこともままならない状況
以下、戻って来たコンデジ内の画像から。

飲食店で買い物する客が長蛇の列、加えて前に進む客と、戻る客が入り交う混雑。

テント内では、座るスペースが見つからない。中央の男性は結局日の当たる暑いテーブル席へ移動。

☆このような混雑ぶりに嫌気がさして、西13丁目の札幌資料館へ、タクシーを利用。そのタクシー内にコンデジを置き忘れるという失態。
資料館でも多分写真展が行われているだろうとの思い込が、大外れ(笑)。事務室にコンデジをタクシー内に忘れたことを言付け、早々に帰宅しました。

丸二日待機しても資料館からは連絡がない。しょうがないと半分諦めていましたが、ダメもとで札幌のタクシー協会(正確には、ハイヤー協会)に紹介したところ、何と遺失物として、協会傘下の「札幌交通(本社厚別区)」に届いているという。翌日小包瓶で無事コンデジが戻りました。
関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしましたが、戻って来たことに感謝しております。

改めて、日本の連携システムの良さを再認識させられました。

5月15日(水)にから始まった大通公園のライラック祭りを、18日(土)見に行ってきました。今年は異常気象のせいもあって、花々の開花が例年に比べ早まっている感じがします。我が家の隣家のKさん宅には、白いライラックが1本植えられており、すでに5月上旬から咲いておりました。

案の定、18日(土)大通公園西4丁目に着いた時は、ライラックは一部枯れかかっておりました。土曜日好天という事もあってか、ものすごい人出でした。会場である5~7丁目には、ライラックや雑貨の販売、カフェ、スィーツ、ワイン等ののみ食べ物ブースがいっぱいあります。ライラック祭りと別に、西8丁目会場では札幌ラーメンショーも行われています(会期が一部重なる)。

18日、この日は最高気温が+25°C と汗ばむほどの暑さ。5丁目会場に差し掛かるととてつもない人、人の行列。会場の両端が人一人やっと通れるほどの混みあいよう。とにかく前に進まない。押し合いへし合い何とか会場内に入り込み、手当たり次第にパチリ、パチリとったのが以下の画像。なおほとんどの画像は、コンデジで撮影したのですが、そのコンデジを紛失してしまうという大ドジ!以下の画像は一眼カメラで撮った数少ない画像。

☆ライラックは枯れ始めている…

どの木を見ても一部枯れ始めている。温暖化の影響だろうか?

5丁目会場のテーブル席の上のライラックも同様。


座れない観客は、公園のスチールの柵に腰を掛けて一息。

テーブル席は、全席満席。

やっと飲食コーナーに入り込めたものの、日除けのテント席には入れない。

飲食店の前には、どこも長~い行列が…

あっちを見ても、こっちを見ても飲食コーナーはどこも長蛇の列。とても並んで買おうという意欲がわかない。コンデジを紛失したうえに、食べ物を口にできないとなれば、大通会場から駅前に戻って食べるのがベター。

という事で、そうそうに札幌駅前に戻って、ヨドバシカメラでメディアを購入し自宅に戻りました。紛失したコンデジについては、見つからなければ、再購入しなければならないか。ドジな一日だった。

旧三笠駅(現在はお土産品、物品展示)

5月11日(土)、友人達と早朝から撮り歩きに出ました。車を手放し、なかなか撮影に出られない身としては、誘いは絶好はのチャンス。当初午前6時出発を、1時間遅らせてもらい7時出発。行く先は空知管内の、絵になるところとしか聞いていません。あとは運転手任せ、プロのドライバーにお任せとあれば、後部座席でのんびりと構えていればいい、と思っていましたが…。

ピーカンとはいきませんが、先ず先ずの好天。石狩街道から混雑を避けあちこち脇道を抜け…岩見沢市内へ、次いで旧JR三笠駅(旧幌内鉄道の終点)へ、さらに桂沢湖を経て芦別へ。さらにさらに、美唄で遅めの昼食、宮島沼を経て田園風景を撮りながら小樽へという経路。自宅に戻った時は撮り疲れ&乗り疲れもあって、ぐったり。翌日、翌々日と二日間は、疲れをとるため昼寝三昧。

☆三笠方面に抜ける途中、岩見沢でトイレタイム。立ち寄ったところが郊外のSL公園。SLが2両あり、手前が大きな広場、芝生が丁寧に刈り取られていて、とても気持ちのいい公園でした。


SLのそばには子供用遊具が設置されている。


それを見守る大人用のベンチや花壇も設置されている。
なお、付け加えておくと、岩見沢市は、道内でも「流行&古いもの」を取り入れるモダンな街です。

☆旧三笠駅は、明治13年北海道で最初に鉄道が敷かれた(日本で3番目とか)幌内鉄道の終点駅でした。幌内炭鉱(三笠)で採掘された石炭は、小樽手宮駅から本州各地に船積み・輸送されました。

なお、明治13年には手宮~札幌間が、明治15年には三笠迄延伸されました。


上は、三笠駅の由来と当時の写真です。三笠駅構内に展示されていました。文中にある通り、石炭採掘の停止とともに、幌内線も廃止となり三笠駅も廃駅となりました。
現在のJR函館本線(函館~小樽~札幌~岩見沢~旭川)には、元々三笠駅はありません。

<参考>


駅舎の渡り通路で見かけた愉快な注意書き「スズメが飛んできます」に、つい笑。渡り通路が、スズメの住家になった(笑)。

渡り通路の下から駅舎を見ると、内部はお土産品店になっていました。


反対側を見ると、線路は小樽・手宮へと続きます。実際は廃線等で切れ切れになっていますが…。

駅構内はお土産品売り場。当時使われていただろうと思われるダルマストーブがありました。


駅舎全体を見渡すと、このようになっています。

三笠市の全体図を見ると、中央の現在地は「クロフォード公園」なっている。公園を9時20分ごろ出て桂沢湖に向かいますが、途中変電所跡地にもよってみます。

なお、公園名の(ジョセフ)クロフォードとは、明治初期に米国から来日し、日本に鉄道施設技術を伝えた人物です。

石炭採掘には膨大な電力を使うのか、巨大な電源設備が当時のままありました。横の緑色の小屋に目が行きますが、実際は、手前にある物置小屋です。

廃坑と同時に採掘用電力が不要となり、碍子(がいし)が捨てられていました。

碍子とは、電線とその支持物とのあいだを絶縁するために用いる器具。詳しくは、ウィキペディアで検索してみてください。

☆桂沢湖は、通常ですとダムが一望できる高台のカーブに数台停車できるスペースがあるのですが…、今回は鉄柵が置かれ、駐停車不能。ならばとダム麓の湯の元温泉へ向かい、そこからさらに湖畔へと迂回。

湯の元温泉を横目に、迂回して桂沢湖へと。

湖畔に出てみると土砂の崩れが目に付きました。

水かさが増したのか、今までは見られなかった樹木の一部が水中に没していました。桂沢ダム湖は工事中のようで、それで従来駐車できた展望台が使用不可になったのかも。

☆さて、桂沢湖から国道452号線を北上し芦別市内に入ります。途中キムンダム、三段の滝にも寄りましたが、画像は省略。道の駅・芦別観光物産センターに立ち寄りました。

土曜日とあって、結構な数の車が駐車しており、センター内も、右手の出店市も混んでいました。

山菜好きの私としては、行者ニンニク、ウド、アスパラガス等を大量に買い込みました。観光物産センター内もぶらつきましたが特に目立つものもなく…時計を見ると12時半過ぎ、そろそろ昼食をと思っていると、美唄に美味しい鳥飯&ラーメンの店があるとか、向かうことに。

☆美味しいグルメを求めて美唄市へ

という事で、車で歌志内市を通り抜け、国道12号線を南下、美唄市茶志内(ちゃしない)駅近くの「シラカバ茶屋」に到着。店内を覗くとカンター、椅子席、小上がりもすべて満席。30分ほどかかるとのこと、午後2時近く、私自身はグルメではないので満腹になればなんでもいいのだが…

駐車場には10数台の車が駐車している。待つこと30分。メニューを見て鳥飯+ラーメンがおすすめコースらしいが、小食の私では食いきれない。味噌ラーメンのみを注文。とにかく空腹と疲れで写真撮影どころではない。

食後やっと一息ついたが、とにかく腰が痛い。この後、マガンの中継地でもある宮島沼に向かうとのこと。

以前に何度も、写友と訪れているので、ここはこの看板のワンカットで終了。

関係者によれば、この沼も年々水量が減少し、あと数年~10数年で干上がるという。温暖化の現象であろうか?

☆沿線の田園風景を車内からコンデジでパチリ

この時期は水田への水入れ時期であり、似たような風景が続きます。

車の窓越しに、コンデジで撮った画像なので、色に偏りが出ています。

☆自宅に戻ったのは午後4時半過ぎ、延べ9時間半の揺られ旅、兎に角ちかれたび~でした。帰宅後も家内を含め全員で、WingBay小樽で夕食会、ああ充実&疲れた一日でした。