Afternoon Cafe blog 2011年08月 (original) (raw)

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透きとおった翅と胴体を激しく震わせ

力の限りに鳴いているセミ

毎朝、いったいどれだけの数のセミが飛び立っていくのだろう?

何時頃土の中から這い出すのだろう?

そして、脱皮する場所をどんな風に決定するのだろう?

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去年は殻を破ったばかりのシーンに遭遇しましたが

今年の発見はこれ、脱け殻と出てきたセミが並んでいます。

マロンの散歩から帰ると、朝食までの30分ほど

バラの間に落ちた葉っぱを掃き集めたり、草を取ったりします。

その時に見つけ、急いで写したものです。

直後、バタバタと羽音を立てて飛び去りました。

つるバラの先端にもたくさん抜け殻がついています。

刺が痛くはないのだろうか?

上の写真はお隣の庭の様子です。

今、この木には10匹位のセミが鳴いています。

鳴き声はするけれど

離れた所から姿を見つけるのは隠し絵を探すようなものです。

セミって、どうして7年もの永い間土の中にいるのだろう?

どのセミも7年と言う期間を間違えることはないのだろうか?

5年だって、6年だっていいではないか?

1年や2年少なくったって、未熟児ではないだろうに・・・・・

不思議な生態には毎年疑問を感じます。

ある夜中、ホタル族のおっとの足元まで這って来たセミ

おっとに気が付き、はっと立ち止まったそうです。

ビックリした拍子に雨よけの溝に落ちたそうですが

無事に飛んで行っただろうか。

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地面にあいたたくさんの小さな穴

セミがつけた穴です。

星座にも見えます。

不思議なことに

わが家の庭には抜け穴や抜け殻は無数に残るのに

1匹たりとも戻っては来ないのです。

今朝も、お隣やお向かい、裏のお宅からセミの輪唱が聞こえてきます。

【2011/08/01 11:23】四季 | トラックバック(0) | コメント(6) |