文化遺産見学案内所 (original) (raw)
【重要文化財|旧御子神家住宅】 行き方、見学のしかた (千葉県 栄町)
#古民家
旧御子神家(きゅう みこがみけ)住宅は、江戸時代後期の安永8年(1779年)、現在の南房総市に建てられた農家です。国の重要文化財に指定され、一般公開されています。
建物は、体験型野外博物館「房総のむら」にあります。
行き方、見学のしかたは、旧学習院初等科正堂のページを参照してください。
屋根を煙で燻す作業のため、内部が非公開になることもありますので、出かける前に問い合わせた方がいいかもしれません。公式サイトには、燻作業のことは書いてありませんでした。
旧御子神家住宅は、赤マーカー2
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5 ぐるりと縁側がある部屋は、家の中でも格式の高い、畳敷きの部屋です。 1500
6 屋根は、茅葺きです。ススキなどですね。 1410
7 建物の正面部分は、大きな開口部が連続し、開放的な作りになっています。 19
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10 屋根の軒下は、木材ではなく、近所で手軽に取れる竹を使っています。 19
11 建物側面、畳にある部屋側。 18
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13 家の裏側。土間に通じる出入り口以外、開口部はなさそうです。 168
14 では、中に入ってみましょう。 189
15 入口を入ると、土間です。 2
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17 元画像(9.7MB) 2
18 元画像(9.1MB) 2
19 土間の隣は、囲炉裏がある板敷のスペース、「ざしき」。このにじり口みたいな小さな入り口から上がるようになっています。
ただ、見学者はここから先には上がれません。 2
20 ざしきは、家族の生活空間です。土間から撮影。 2
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22 ざしきの屋根裏。天井がありません。格式が高くないことを表しています。 24
23 こちらは、畳敷きで格式の高い「しもでい」。ここにも上がることはできないため、家の外から撮影しています。 25
24 「しもでい」には天井があります。天井のある部屋を持ち、家族の居住スペースが竹すのこではなく板張り、ということは、名主(なぬし)の中でもより格式が高い家柄だったと思われます。 25
25 そして、しもでいの更に奥、家の中で最も奥まった位置にある、「でい」。一番格式の高い部屋です。 2
26 でいには、床の間もありました。農家で床の間がある、ということは、やはり農家の中でもかなり格が高かった、ということだと思います。 2
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このページは、
千葉県立博物館 房総のむら 公式HP
現地案内看板
文化庁国指定文化財等データベース
などの記述を参照しています。
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by | 2021-01-08 12:50 | 千葉 |Comments(0)