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食いしん坊家族4人のオハナシ。 コメントは承認制です。 by coriesプロフィールを見る 画像一覧 更新を通知する カテゴリ 全体 食べること 子育て 毎日のこと レシピ 今週の夕飯 Media Politics Music オランダ暮らし お父さんの料理 未分類 以前の記事 2018年 12月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 03月 2017年 09月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 最新のトラックバック フォロー中のブログ ばーさんがじーさんに作る食卓 月桂樹~Laurus-n... ハギスはお好き? イギリスその日暮らし。 トルコ~スパイシーライフ♪ 春のよき日に じゃーまんキッチン はれ、のちくもり 北イタリア自然派生活 PoroとHirviのとおり道 Frutti della... うひひなまいにち ツジメシ。プロダクトデザ... 田園に豊かに暮らす 四季日和 NY/Brooklynの空の下 あぽろとママの、おいしい生活 リンカのこと オイシイって楽しい! 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by cories | 2018-12-28 22:28 食べること 2018年 10月 18日 フランスで夏休み④ サン・マロ 私たちの滞在したAvranchesは、ノルマンディー地方の西の端。ブルターニュ地方に接しています。このブルターニュ地方の有名な観光地、サン・マロにも足を伸ばしてきました。民泊のオーナーさんが、「サン・マロに着いたら、”城壁内方面”という標識が見えても、無視してまっすぐ行けば、町の中心じゃなくて、広くて止めやすい駐車場に行き着くからね」とこれまた親切に教えてくれて、確かに広くて無料の駐車場にたどり着きました。サン・マロは海に面した町で昔海賊の拠点だったとかで、フランスの優美な町並みとは少し違い、中世(風)のどっしりした城壁や建物のおかげで、どこか素朴だけれども堅牢な町という印象です。フランスで夏休み④ サン・マロ_b0176235_21151012.jpgフランスで夏休み④ サン・マロ_b0176235_21155785.jpgブルターニュは昔から酪農が盛んで、乳製品が特産品とのこと。そして、その特産のバターをたくさん使った、クイニーアマンが有名です。写真真ん中のは、10人前!のクイニーアマン。フランスで夏休み④ サン・マロ_b0176235_21193115.jpg日本で一昔前にはやったクイニーアマンの原型ということで、味は似ているけれど、多少こっちのほうが素朴で重い食感。食べているうちに、甘い匂いに誘われて、スズメバチがたくさんやってきたのには困りました(笑)。このお店では、「ファー・ブレトン」という、こちらもブルターニュの郷土菓子が売っていました。名前だけ聞いたことはあったけど、初めて見た!フランスで夏休み④ サン・マロ_b0176235_21251728.jpgブルターニュに来たら、ガレットはどうしても食べなくちゃ、ということで・・・お昼ごはんにガレット。フランスで夏休み④ サン・マロ_b0176235_21270830.jpg私が頼んだのは、そば粉のガレットに、ハムと溶けたチーズが載ったもの。上に載っているのは、サン・マロに本店がある有名なバター屋さん、ボルディエのバター。重いかな?と思ったけど、一緒に頼んだシードルの炭酸と酸味のおかげで、結局食べきってしまいました。ちなみに、このボルディエでお土産にバターを買おうと思っていたら、なんと15時過ぎまでお昼休みなんだそうで、しまっていました・・・。パリはそんなことはないけれど、やっぱりフランスもラテン系で、お昼休みが長いんだなあ。本当は、有名なカキも食べたかったけど、ガレットでお腹いっぱいで、無理だったので、これは次回の宿題。町の中には、いたるところ海賊の旗やら船の模型やら仮装用の服やらを売るお店があって、海賊大好きなとうまを連れて歩くのは一苦労(買ってー!コール、何度聞いたことか 笑)でしたが、さやもとうまも、海賊になったつもりで町をのし歩き、一日上機嫌でした。 # by cories 2018-10-18 21:36 毎日のこと 2018年 10月 17日 フランスで夏休み③ モンサンミッシェル パリ3日目の朝。この日はアミアンに電車で戻り、そこからモンサンミッシェルまで4時間弱移動の予定です。朝の特急に間に合うよう、頑張って早起きして、とりあえず電車に乗る前に何かお腹に入れておきたい、と、ダイニングまで行ったらば・・・なんと、ホテルの朝ごはんのパンが、まだ到着していないとのお知らせ。近所のパン屋さんから、焼き立てを届けてもらうらしいのですが、今日は遅れているとのこと。30分弱しか朝食時間がなかったので、やきもきしながら待っていたら、10分後に届いたので一安心。大急ぎで腹ごしらえし、メトロを乗り継いでパリの北駅へ。なんとかアミアン行きの電車に間に合いました。それにしても、すきっ腹でもいいからとにかく駅へ行こう、という選択肢がないのは、食いしん坊ぞろいの我が家ならではです・・・。で、パリに行くときはあっという間だったこの電車。残念ながら45分の遅延に見舞われ、子供たちの「トイレ行きたい!」コールに冷や冷やしながらも、なんとかアミアンにつきました。アミアンでは、とりあえずカフェに入って用を足し(汗 間に合ってよかった・・・)、併設のパン屋さんで道中に食べるサンドイッチを買ってから、駐車場で車を拾って、いざモンサンミッシェルへ!アミアンまで来たときは、ベルギーやフランス北部の都市を次々に通り抜けてきたのですが、ここからは田舎へ向かいます。混んでいないし、走りやすい高速道路ばかりだったので、予定していた時刻より早めに、滞在する民泊のあるAvranchesという町につきました。Avranchesは、ノルマンディー地方の町で、モンサンミッシェルから車で20分ほどの場所にあります。町の中心は小高い丘の上にあって、丘の裾野から海にむかって、住宅地や農地が広がっています。予約していたのは、Airbnbで見つけた素敵なお家。閑静な住宅地(高級住宅地!)の端、林に面した立地です。オーナーの方の自宅に隣接するかたちで立っているのですが、庭や入口がちょうど母屋の反対にあるのと、隣り合っている部分はほんの少しのために、滞在中ほとんど(というか、まったく)となりの音が聞こえないし、オーナー夫妻もほとんど見かけませんでした。オーナーの方は、60歳くらいの優しい女性の方で、「かたことしか話せないんだけど・・・」と言いながら、英語で迎えてくれました。台所には、「明日の朝ごはんに」と、大きなブリオッシュと、特産品というシードルやPommeauというリキュールまで用意されていました。家の中の説明はもちろんのこと、モンサンミッシェルへの行き方や、一番空いている時間帯、近くの観光名所まで丁寧に教えてくれました。そして、「車で行くのが一番簡単ではあるけど、やっぱりおすすめは、湾を横切って、干潟を歩いていくことよ。もしよかったら、ガイドを紹介してあげる。」とのこと。歩く距離は7キロもあるということで、とうまが大丈夫かなと一瞬心配になりましたが、せっかくだからと予約をお願いしました。すぐに手配をしてくれた上に、「よかったらリュックサックも貸してあげようか」などと、いろいろと気配りしてくれて、至れり尽くせりでした。この日は、急いでスーパーで買い物をして、民泊でご飯を作って早めに就寝。翌日のトレッキングに備えます!+++++++翌日。前日の曇り空がウソのようなお天気。トレッキングはお昼からだったので、サンドイッチや飲み物、おやつを用意していざ出発。しかも、なんとオーナーさんが「歩いた後に足が拭けるように」とタオルまで用意してくれていて、一同感激・・・。集合場所は、民泊から15分くらい車で走ったビーチ沿いにありました。予約していたツアーのブースで名前を告げると、この日一緒に歩いてくれるガイドさんの名前を教えてくれます。だいたい25人くらいのグループが一緒に行動します。年齢は、とうまが最年少、上はかなりなおじいちゃんまで、様々。「必ずガイドの歩いた道の通りに歩くこと(外れると、砂地獄みたいなところがあったりして危険)」「急がなくていいから、自分のペースで歩くこと」「ごみが落ちているのを見つけたら、拾いながら歩くこと」などなど、説明があった後に、裸足になって、いよいよモンサンミッシェルへ向かいます。モンサンミッシェルのある湾は、かなりの遠浅の海。引き潮のときは、ずいぶん遠くまで干潟が続いているように見えるのですが、満ち潮になるときは、ものすごい勢いで潮が高くなるんだそうで(走る馬と同じくらいの速さ、と昔からいうそうです)、昔、モンサンミッシェルへ巡礼に向かう人たちは、命がけで渡ったんだとか。最初は砂の上を歩いていきましたが、だんだん粘土質の泥に・・・。フランスで夏休み③ モンサンミッシェル_b0176235_03455110.jpg途中、川が海に流れ込んでいるところも通ります。大人は膝くらいまでですが、とうまはどっぷりお尻まで濡れました。しかも、流れがかなり強くて、とうまやさやが流されないか、ハラハラ。わたるときには、ガイドさんが先に川の真ん中くらいまで行って、渡れそうかどうか確かめてから、私たちが渡ります。みんなが対岸に行くまで、ガイドさんは川の真ん中でちゃんと見ていてくれました。写真は、川に入っていくところ。フランスで夏休み③ モンサンミッシェル_b0176235_03472001.jpg途中、休憩がてら、潮の満ち引きの仕組みやモンサンミッシェルの歴史などを説明してくれて、約3時間で7キロ、湾を横切りました。やっと着いた~!!フランスで夏休み③ モンサンミッシェル_b0176235_03525592.jpg川で濡れてびしょ濡れだったうえに、風が冷たくなってきて、とうまがかなりかわいそうなことになってましたが、それにしてもよく歩いた!ここでいったんグループは解散し、1時間半ほど自由時間。修道院までは見る時間がないので、散策することにしました。島の入り口に足を洗うための蛇口があったので、そこでまず足を洗い、いざ城壁の中に足を踏み入れると・・・人、人、人。まるで、ここは竹下通りでしょうか、という感じ(汗)。とにかく表通りから抜けようと、民泊のオーナーさんが教えてくれた通りに、入り口右手の階段を上って、城壁沿いに山の中腹まで登って、また降りてきました。それにしても、島の中は、残念なくらいに観光地化されていて、修道院の厳かさは、林立するお土産屋さんやカフェに打ち消され、値段もどこもびっくりするほど高かったです・・・(コーラのボトル1本4ユーロとか 汗)。民泊のオーナーさんも、「ぜったいモンサンミッシェルでは食事したらだめよ!スーパーで買い出しして、ピクニックしたほうがいいわよ!」とかなり強い口調で言っていました(笑)。そして、神聖な雰囲気を味わいたいなら、朝早くか、夕方がおすすめだそう。特に、19時過ぎると、お店がすっかり閉まるので、夏場は特に夜の訪問がおすすめだと言っていました。さてさて、島からは、トレッキング始めた地点まで、ツアー会社のバスが連れて帰ってくれます(ちなみに、往復歩きのコースもあり)。陸地側にあるツアー集合場所の駐車場までは、島から陸地まで橋が伸びていて、そこをシャトルバス(無料)が運行しています。本当は歩いて渡りたかったけれど、とうまのことを考えてバスで移動。そこから、ツアー会社のバスに乗り換えて、トレッキング開始場所まで約30分の道のり。とうまもさやも、くたびれきって、バスの中でひと眠り。家に戻って、急いでシャワーとご飯を済ませたら、あっという間に夢の世界に旅立っていきました・・・。モンサンミッシェル、島の上は正直がっかりしてしまったのですが、そこへ至る道のりが本当に印象深くて、ぜひまた行ってみたいと思っています。中世の巡礼者にくらぶべくもないけれど、それでも自分の足を使って一歩一歩あゆみを進めているうちに、あの有名なモンサンミッシェルの優美なシルエットが少しづつ近づいてきて、本当に敬虔な気持ちになりました。最初は「つめたいな」「足が泥んこになっていやだな」などといろんなことを考えながら歩いていましたが、だんだん頭も空っぽになっていきました。体はくたびれたけど、心は満ち足りて、陳腐な言い方だけれど、一生の思い出になった一日だと思います。 # by cories 2018-10-17 04:18 毎日のこと 2018年 09月 23日 フランスで夏休み② パリ 翌朝。とうまはぐっすり寝たものの、さやは慣れない枕と雨の音で落ち着かない一夜を過ごしたようで、まだ眠い目をこすっていましたが、この日はパリへ移動です。アミアンのホテルを朝早くチェックアウトし、前日ケーキを食べたパン屋さんで朝ごはんのパンを買ってから、パリ行きの急行に乗り込みます。前の日にパリ・アミアンの往復切符を買って、時刻表もチェックしていたので、迷うことなく乗ることができました。パンを食べたり(バゲットも、クロワッサンも、焼き立てでした!)、本を読んだりするうちに、1時間強でパリ北駅に到着。曇りがちの空で風が強く、かなり肌寒かったのですが、天気予報に反して雨は降っていなかったのでとりあえず一安心。北駅から、ホテルのあるMontparnasseまで30分ほどメトロに揺られ、そこから10分ほど歩いてホテルにつきました。チェックインは午後にならないとできないので、荷物だけ預けて、この日のお目当て、Grande Galarie de l'Evolutionへ。ここは、ヒレンと二人でずっと前に来たことがあったのですが、ずらりとならぶ剥製に子供たちも大興奮。二人とも動物に詳しいので、すべてのフロアの生き物一つ一つ、興味深く見ていました。すぐ飽きるかなと思っていたのに、1時間半じっくり見て回っているうちに、お昼の時間をだいぶ過ぎてしまい、空腹抱えてアンファンルージュの市場へ急行。13時半すぎていたので、すんなり座れるかと思いきや、激混み&行列!とりあえず、すぐに食べられるところを・・・と思い、たまたま椅子が空いていたカウンター席のある屋台に入りました。でも、メニューらしきメニューもなく、黒板にフランス語でお品書きがいくつか並んでいるだけで、何が食べられるのか、皆目見当がつきません。で、隣に座っていたカップルのお皿を除くと、なんだかやたらとおいしそう!「それ、なんていうもの?」と聞いて、彼らとほぼ同じものを注文しました。タコのグリルと、ニンジンのピュレ。フランスで夏休み② パリ_b0176235_21002014.jpgアサリのワイン蒸し。フランスで夏休み② パリ_b0176235_21020510.jpgあと、あまりにおいしくて写真撮るの忘れてしまった、豚のローストも注文。もしかすると、フランスで食べたごはんのなかで、ここで食べた3皿が一番おいしかったかも・・・。とくに、アサリは大きくてふっくらしていて、しかもローリエがいい感じ!スープ、塩味が強かったですが、全部飲み干しました・・・。この後、ヒレンが「さやととうまは僕がホテルに連れて行くから、Coriesはこの辺で散策してから帰ってきたら?」と、ありがたい提案をしてくれたので、ありがたくマレ地区で小一時間ウィンドーショッピングしてホテルに戻りました。ホテルで休憩したあと、晩御飯食べるために外出。ホテルの隣のブロックにあるブラッセリーでご飯の予定でしたが、なんと残念ながら夏休みで休業中。ほかにめぼしいレストランが見当たらず、「ご飯食べたい」というさやの意見もあって、韓国料理屋さんに入りました。すごく親切な韓国人のお姉さんたちが、片言の英語とフランス語で対応してくれ、(ヨーロッパにしては)かなり本格的な韓国料理堪能しました!フランス料理もいいけれど、やっぱりアジアごはんは落ち着くわー。翌日。この日は、パリ在住の私の大学時代の友達とその息子さんと一緒に、エッフェル塔に上る予定をしていました。かなり並ぶということだったので、事前にチケットを購入し、指定時間よりかなり早めに到着するよう余裕もって出発。メトロの駅から降り立つと、目の前にエッフェル塔がそびえたっていて、子供たち大興奮。10分ほどの道のりを、塔を見上げながら歩きます。塔の周りは公園になっているのですが、なんとここでセキュリティーチェックが。塔の中に入る時にはセキュリティーチェックがあるとは聞いていましたが、ここでも鞄の中身などを改められました。ゲートを通って、待ち合わせの場所へ。15年ぶりにあう友達は、ちっとも変わっていないのに、ちゃんとママになっていて、感慨深いものがありました。で、早く来たかいあって列もほとんどなく、さっそく中に入ろうとしたら、「指定の時間より早すぎるから、まだダメ」とのこと。指定の時間をすぎると入られない、と注意があったので余裕をもって来たのに、と抗議したのですが、聞く耳持たずで、仕方がないのでしばらく待つことに。子供たちは鬼ごっこに興じ、私と友人は近況報告をしあっているうちに、そろそろ時間になったので、さっき断られたのとは別の入り口からそしらぬふりで中に入りました(笑)。私にとっては3回目のエッフェル塔。パリの街並みを一望できるのでいいなあ、くらいの印象しかもっていなかったのですが、子供たち3人の「高い!」「エレベーターが斜めに動いてる!(塔の、”足”に沿って動くようになっているので)」「町を歩く人が小さい!」というはしゃぎぶりが私にも伝染して、これまでとはまた違ったエッフェル塔訪問となりました。そのあと、近くのカフェでひとしきりおしゃべりした後、友達とはさようなら。一人でパリで子育てする友人の凛とした背中、私もその強さ見習わなくては、と思いました。友達と別れた後、凱旋門まで歩いていき、記念撮影。献花台を横目に見ながら、ここ数年でパリが経験したいろんな事件に思いをはせます。この時点でとうまさん、「つかれたー」「かえりたいー」コール。でも、せっかくのパリ訪問。もう少し散策したい・・・と親のわがままを子供に押し付け、シャンゼリゼをバスでコンコルド広場まで下り、そこから公園を突っ切って、ルーブル美術館まで歩きます。とうま、ここで疲労の限界が来ていたのと、靴擦れができていたので、メトロ乗り継いで(乗換駅だったシテ島では一回地上にのぼって、ノートルダムもちらっと拝みましたが)、ホテルに戻りました。この日の晩御飯は、前もって予約していたビストロ、Bistrottersへ行きました。前菜・メイン・デザート、それぞれ3品ほどの中から一つずつ選ぶ、3コースメニューのみ提供しているビストロです。これが、質が良くて、パリにしては値段も手ごろで、大正解でした。私のメインはステーキ。お肉自体に味がしっかりついていて、チミチュリソースがさっぱりしていて、飽きずに食べられました。フランスで夏休み② パリ_b0176235_21300417.jpgヒレンと子供たちは豚バラのロースト。フランスで夏休み② パリ_b0176235_21345452.jpg外側はカリッと、中はほろりとジューシーにローストされていました。子供たちは、二人で相談して食べられそうなものを3コースメニューにして、二人でシェアするようにしてもらったのですが、一皿を真ん中に置いて「勝手に分けてね」というやり方ではなく、なんと大人の分量を半分ずつ、ちゃんときれいに一人ずつに分けて盛り付けてくれました。ウェイターのお兄さん二人ともすごく親切で、ここ、本当におすすめです。正直いって、これまでパリを訪問した時は、パリの見事な街並みや、美術館などは素晴らしいと思ったものの、「広い」「灰色」「パリの人が不親切」「レストランも高いわりに味はそこそこ」という印象が強かったのですが、今回ですっかりその印象が払拭されました。若い時より予算的にゆとりがある旅行ができたのももちろんあると思いますが、ネットなどでしっかり事前に口コミなどリサーチできること、そして、もしかすると子連れということで親切に対応してくれたところもあったかな、などと思います。何よりも、子供たちの目線でパリを眺めたことも、新鮮でした。かなり歩き回って、特に子供たちは疲れた一日でしたが、お腹も心も満足して、ホテルに戻りました。 # by cories 2018-09-23 21:44 毎日のこと 2018年 09月 08日 フランスで夏休み① アミアン 先週、6週間にわたる長い長い子供達の夏休みが終了しました。前半は、私もヒレンも仕事だったので、プールや近くの博物館に行ったりしたくらいでしたが、後半3週間は私達も休暇をとり、みんなでゆっくり過ごすことができました。夏休み最後の10日間は、以前からさやが見てみたいと言っていた、エッフェル塔とモンサンミッシェルを訪れるべく、パリ&フランス北部を巡る旅に出かけました。最初の計画では、パリまでは電車で移動し途中からレンタカーで、と思っていたのですが、電車代が意外と高かったことと、ドイツ旅行に行ったときに自分の車で移動するという便利さを実感していたために、結局ほぼ全行程車での旅となりました。****初日。この日はフランス北部の町・アミアンで1泊の予定。自宅から、距離にして520km、順調に行けば5時間半で到着です。飛行機や電車の旅行とは違って出発時間が決まっていないので、なんか不思議だねと話しつつ、行程の半分消化したころにお昼の休憩ができるように、9時過ぎに自宅を出ました。子供達が飽きないよう、道中いろいろな国籍のナンバープレートを探したり、しりとりしながら、アントワープまで約2時間半で到着。ここまでは順調だったのですが、アントワープの環状線の手前から、大渋滞にはまってしまいました。ここはいつも渋滞しているらしいのですが、うわさにたがわない混雑さで、わずか10kmほどの環状線を抜けるのに、30分以上かかりました。アントワープ過ぎて一番最初のSAのファーストフードでお昼・トイレ休憩。45分くらい休んで、また車を走らせます。この後渋滞にはならず、フランス国境を越え、15時半過ぎには目的地のアミアンへ到着しました。次の日には電車でパリへ移動する予定だったので、有料の立体駐車場と駅に隣接しているホテルを予約していましたが、これが結果大正解。隣の部屋の音が少し気になったものの、部屋はとても綺麗で広かったし、スタッフの人がとても親切で、観光ポイントに始まり、長時間の駐車料金は割引が効くことまでアドバイスしてくれました(笑)。荷物を置いて、市内の観光へ。まずは、腹ごしらえから・・・。フランスで夏休み① アミアン_b0176235_21354908.jpg駅前のパン・ケーキ屋さんで休憩。私はフランス語がまったく出来ないのですが、なんとか身振り手振りでケーキと飲み物をオーダー(大汗)。ビスケットの上にチョコレートムースが乗っていてそれをさらにチョコレートでコーティングしたケーキと、写真真ん中の、オレンジ色のムースケーキ(ライム味のババロアが入ってました!)をみんなでシェアしました。オランダではなかなか遭遇できない、繊細な味でした!次に向かったのは、ジュール・ヴェルヌの家。彼がアミアンで市議をしていたときに住んでいた家が資料館として開放されていました。本を執筆したときの資料、出版された本、映画になった作品のポスターなどが展示されていて、日本語のポスターもありました(なぜか画像がどうしても反転できない・・・)。フランスで夏休み① アミアン_b0176235_21551817.jpgこの後、フランスで一番大きいというアミアン大聖堂を見て(ほんとにでかかった・・・)、事前に予約していたレストランへ。セットメニューがお得そうだったので、私とヒレンは28ユーロのコースに決定。子供達は疲れていて食欲ないということだったので、ポム・フリット(ポテトをフランス語でいうとこんな素敵な響きになる・・・)。前菜は、サーモンの冷製2種に、ブリニとサワークリーム。ねっとりしたサーモンがおいしくて、子供達も私達のお皿からつまみ食い。で、メインがこれ↓。フランスで夏休み① アミアン_b0176235_22052992.jpgシーフードのキャセロール。オオカミウオやタラといった白身魚、海老、サーモン、ホタテ、ムール貝をソテーしたものに、クリームソースがかかっていました。これがおいしかった!!!そして、付け合せがまた・・・。フランスで夏休み① アミアン_b0176235_22080070.jpg写真だけみると、タダの蒸し野菜・・・?という感じですが、全部ブイヨンで煮てあって、やさしいけど深い味。この時点でお腹いっぱいだったので、デザートのフルーツタルトは半分でギブアップ。多分タルトも自家製でした。子供達はくたびれきっていたので、シャワーを浴びさせて、すぐに寝かしつけましたが、ヒレンは、夏の間やっているというアミアン大聖堂のプロジェクションマッピングのイベントへ出かけていきました。これがすばらしかったようです!フランスで夏休み① アミアン_b0176235_22144249.jpgさあ、明日はいざパリへ! # by cories 2018-09-08 22:24 毎日のこと 12345次へ >>>
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