Amazon.co.jp: ミラーズ・クロッシング(スペシャル・エディション) [DVD] : ガブリエル・バーン, アルバート・フィニー, マーシャ・ゲイ・ハーデン, ジョン・タートゥーロ, ジョエル&イーサン・コーエン, ガブリエル・バーン: DVD (original) (raw)

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上位レビュー、対象国: 日本

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2024年3月3日に日本でレビュー済み

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『ミラーズ・クロッシング』(Miller's Crossing)('90)
出演∶ガブリエル・バーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、アルバート・フィニー、ジョン・タトゥーロ、ジョン・ポリト、J・E・フリーマン、マイク・スター、スティーヴ・ブシェーミ、リチャード・ウッズ、トーマス・トナー、アル・マンシーニ、マリオ・トディスコ、オレク・クルパ、マイケル・ジェッター、ラニー・フラハーティ、ジョン・マコーネル、マイケル・バダルコ、サム・ライミ、フランシス・マクドーマンド(クレジットなし)

監督∶ジョエル・コーエン

『ブラッド・シンプル』『ファーゴ』など、ブラック・コメディ風味のサスペンス映画で独特の作風を持つコーエン兄弟の製作・脚本・監督作品。コーエン兄弟の他作品と比べるとコメディ色が稀薄で、かなりシリアスだ。昔、劇場で初めて見たコーエン作品が本作でした。これが実にスタイリッシュでカッコよかったので、コーエン兄弟の過去作を見たくなり、『赤ちゃん泥棒』のビデオを期待して見たら、これが予想以上にコメディで少々ズッコケましたが……(笑)

でも『赤ちゃん泥棒』主演のニコラス・ケイジとホリー・ハンターが後に(他作品で)アカデミー主演男·女優賞を受賞するのを見て、「コーエン兄弟、見る目あるじゃん」と、遅ればせながら感心しました(笑)

『ミラーズ・クロッシング』は禁酒法時代のギャング団同士の抗争を背景に、同胞愛・姉弟愛・男女あるいは男同士の愛と欲望が絡むドラマをスタイリッシュな映像で描いてます。単一民族の国・日本では、せいぜい広島ヤクザ対神戸ヤクザの抗争劇などしか映画にならないが、人種の坩堝、移民の国アメリカでは、争いの火ダネはもっと複雑なようです。

市長や警察と癒着するアイルランド系の大物ギャング。イタリア系の新興ギャング。ユダヤ系チンピラやくざの弟の不始末をかばうためにボスに身を委ねるしたたかな娼婦。酒とバクチに溺れ、ボスの女に手を出すインテリやくざ……俗物根性をむき出しにし、危険な愛に身を任せる男女が織りなす破滅へのラプソディだ。

[物語] アメリカ東部のある街。市長や警察も抱きこんで街を牛耳るのは、アイルランド系ギャングのボス、レオ・オバノン(フィニー)。インテリやくざでギャンブル中毒のトム・レーガン(バーン)はその右腕で、固い信頼で結ばれていた。

レオは、イタリア系ギャングのボス、ジョニー・キャスパー(ポリト)から相談を受ける。ユダヤ系チンピラやくざのバーニー・バーンバウム(タトゥーロ)が、キャスパー組の八百長賭博の情報を漏らして儲けを掠めているので、バーニーを始末してほしいと。だが、バーニーはレオの愛人である高級娼婦ヴァーナ(ハーデン)の弟。ヴァーナを寵愛するレオは願いを退け、キャスパーを激怒させる。

トムは、勢力を伸ばす新興のキャスパー組との摩擦は避けるべきと諫めるが、レオは聞く耳を持たなかった。トムは、密かにヴァーナとも情を通じていた。ヴァーナの浮気を心配するレオは、部下のラグに彼女の尾行をさせていたが、ある朝ラグは射殺死体で発見される。「誰の仕業?」……冷や汗をかくトム。キャスパーの仕業と思い込んだレオは、キャスパー組を襲撃させる。

キャスパーを完全に怒らせることになり、自宅でくつろぐレオは、機関銃乱射の報復攻撃を受けるが返り討ちで撃退する。抗争の激化を止めたいトムは、事態収拾のためにレオを説得する中でヴァーナと自分の関係を告白してしまう。逆上したレオは、トムとヴァーナを追放する。トムはキャスパーの側に付くしかなくなってしまうのか? 一方、レオと姉の庇護を失ったバーニーが保身のためにとった行動が、事態をさらに悪化させ……!?

高尚な謀略や緻密な駆け引きではなく、実にシンプルで裏のない癒着や対立関係なので、非常にわかりやすい話だ。市長や警察署長が組の事務所に普通に呼ばれたり、市長室にやくざが堂々と出入りしたり。レオが動かした数十人の警官隊が、キャスパー組の店を一斉射撃でブッ壊したり……「そこまでやるか!?」の徹底ぶりだ。昔ながらの"ギャング映画"という言葉がピッタリだろう。1930年代の『民衆の敵』『暗黒街の顔役』の息吹が甦った……!?

もちろん裏切り·裏工作や小細工はありますが、ミエミエの言い訳や出たとこ勝負の浅知恵も目立つので、かえって「おいおい、大丈夫か〜」とハラハラさせられます(笑) 一番頭が良いはずのトムにしてから、競馬などバクチや酒に溺れ放題で危なっかしい。レオは貫禄は充分だが頭脳明晰とは言い難い。キャスパーは的ハズレの子煩悩ぶりを発揮し、キャスパーのコワモテの片腕デイン(フリーマン)は、ゲイのミンク(ブシェーミ)にご執心。そのミンクは、バーニーと二股ゲイ不倫(?)。

……という具合に、脇役に至るまでキャラクター造形は際立っており、激しい暴力描写の合い間に、コーエン兄弟らしい冷笑的な視点を垣間見たような気がします。この作品、コーエン兄弟の他作品と比べると、興行的に芳しくなかったらしいが、コーエン兄弟らしくないようで、じつはコーエン兄弟ならではの傑作ではないかと思う。

2024年7月15日に日本でレビュー済み

コーエン兄弟にハマることになったきっかけがこの作品
正直ファーゴやノーカントリーより全然面白いと思う
「あんた今夢を見てるんだ!!」のシーンとか最高だね鳥肌立った

初期の頃のコーエン兄弟作って寝てる時に見る"夢"とか人の一生や運命の残酷さに焦点が当てられてる気がする。
人生は長い目で見れば喜劇。
そして必ず人生の決定的な分岐点がどこかにあるけど、人は誰しも過去に戻ることが出来ない。
バーバーや赤ちゃん泥棒も本作と同じ系統の映画で俺は大好きだ。

2018年12月11日に日本でレビュー済み

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コーエン兄弟は大好きな映画作家ですが、この映画を見逃していました。
今こうして振り返って観ると、随所にコーエン兄弟の個性は感じられる
ものの、のちのいくつかの作品と比べると、やや見劣りがしました。
もともとギャング映画は大好きなのですが、なんというか「もうひとつ
キャラクターへの感情移入ができないまま」終わってしまった感があり
ました。(それをクールと言えばクールなんですが・・・)
出演者の中ではアルバート・フィニーがやっぱりさすがの貫禄でした!

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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2018年12月8日に日本でレビュー済み

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仕様も生産国もメディアも異なる商品頁のレビューがアマゾンの怠慢により共有されているがASIN:B0000QX498、JAN:4988142160621(2003年20世紀Fox社邦盤DVD)のレビュー。
原題:Mirrors Crossing、90年、115分、ガブリエル・バーン、アルバート・フィニー、J・タトゥーロ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ジョン・ポリト、S・ブシェミ出演、ジョエル・コーエン監督、イーサン・コーエン製作。オリジナルデータ、簡単な商品仕様は文末にあります。

恐らく1920年~30年代の米地方都市、禁酒法下。乱暴に言うと2つの勢力の間をたゆたう男トム(G・バーン)を中心とした一種のノワールでありハードボイルド(発想元がハメットの「ガラスの鍵」「血の収獲」とのこと)。アイルランド系ギャングのレオ(フィニー)とキャスパー(ポリト)が一色触発の状態にある町で、「これは譲れんな」というトムの生き方に焦点を当てた作品。ギャングは出るがフィニーもトムもマフィアではない。本作はファミリーを描いておらず、成り上がり・欲望を描いておらず「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」とは異なる。

バーンはギャンブルと酒にしか興味がない。自分の心がわからない(「What’s heart?」)。空っぽの男。反面、譲れないガッツみたいなものを秘めている。しかし帽子がないと空っぽの自分に耐えられないように彼は帽子にこだわる。帽子は彼自身、あるいは心の鎧のようなもの。自分にうまくフィットする「頭」を探す帽子。本作では、これを表するようにビジュアル、セリフに帽子が頻繁に登場する。なおフィニーもラストで喪失感を埋め合わせるように帽子をぐいっと被るのである。

米映画にはファムファタルという系譜があり、紅一点ハーデン(バーンを本気でグーパンする)がそれかと思ったが違った。周囲の人にとってファムファタル的なのはバーンだ。バーンとフィニーの会話を結末まで聞くとまるで男女の会話のよう。本作はどこか「男騒ぎ」の映画といえるかも知れない。本作をバーンとフィニーの出会いと別れを描いた束の間のプラトニックなラブストーリーと観ても面白い。いや、ハーデンを含めた三角関係の映画か。結局彼らは三人で居る訳にはいかないのだ。「ミラーの十字路」は彼らの人生の決断がなされる十字路。

以下余談:
まさに徹頭徹尾バーンの映画となっているが、俳優を見る映画でもある。タトゥーロ、ポリト、ハーデン、ブシェミ・・。抜きんでてフィニーの存在感は素晴らしい。取り分け「ダニーボーイ」が流れる中、襲撃され反撃するシーンは、行為と結果がアンバランスかつあまりにも冷静で・・。そして陰鬱でシックなバリー・ゾネンフェルドの撮影(画調・動き・レンズ選択ともに素晴らしく、森の撮影に痺れる。市街ロケはニューオリンズ)、小道具、名コンビのカーター・バウエルの音楽監修どれも素晴らしい。映画の顛末が彼の図ったことなのか、行き当たりばったり・偶然の産物なのかは判然としない。恐らく後者だろう。またミステリに主眼を置いたものでもない点がコーエンらしい。コーエン兄弟の、どこかで観たことあるようで何にも似てない映画。眼を耳を離すことが難しい。

★オリジナルデータ:
Mirrors Crossing, US, 1990, 製作・配給20th Century Fox, 115min. Color、オリジナル・アスペクト比(もちろん劇場上映時比のこと)1.85:1(Spherical)、Dolby SR、ネガもポジも35mm

★このレビュー商品について(ASIN:B0000QX498、JAN:4988142160621(2003年20世紀Fox社邦盤DVD):
全体では傷・パラ、ちらつき等ほぼない。シックで発色がいい(ややひと肌が赤み勝ちに思えるがこんなものか)。32型液晶TVモニターで観るかぎりDVDとしては鮮明さに欠ける点はなくまったくストレスはない。

リージョン2対応、NTSC プレス盤
映像仕様は16:9LB(日本でいうスクイーズ)、画面アスペクト比:ヴィスタ。画面いっぱいに映る(1.78:1)のはいただけない。
片面 2層、115min、カラー
音声:英語4.0 ch サラウンド(日本語ステレオ)、Dolby Digital 。吹替えも観たが遥かに言語がいい(吹き替えのクオリティの問題ではなく)。やはり映画は原語の方がはるかに観る者に響く。
字幕:日本語、英語 On・Off 可
メインメニュー、チャプターメニューあり
発売・販売:20世紀Fox jp、2003年、FXBH1852

〇映像特典:
1. 撮影について語るB・ソネンフェルド(16:9、約16分半。日本語字幕あり)。かなり有益と思う。キューブリックの撮り方と自分のアプローチの違い、広角レンズの意義等も解説している。
2. インタビュー集(バーン4分、ハーデン2分半、タトゥーロ2分。4:3仕様、日本語字幕あり。面白い内容)
3. 米劇場予告編(16:9仕様だがなぜか本編と異なるスコープサイズ、3分、日本語字幕なし)
4. フォトギャリー(撮影、リハーサル風景)
〇音声特典:なし
〇付属物:なし
import盤:邦盤DVD、BD(同一マスター・仕様盤の模様。BD2011年にはDVDと同じ特典あり。BDにつき特にリマスター、ニュープリント等の表示は本サイトにはない)が廉価で入手可能なので略。
下の画像は邦盤DVDより。

10人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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2023年5月25日に日本でレビュー済み

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本編は実質3.0ch? リアは一度も鳴りませんでした

2021年4月8日に日本でレビュー済み

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コーエン兄弟の最高傑作だと思います。
こんなに渋いラストシーンは他にありません。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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2019年5月28日に日本でレビュー済み

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ギャング映画は色々見たのですが、自分が単純に知識不足なのか、それで少し疑問に思ったのは大体の作品がイタリア系マフィアとアイルランド系マフィアの抗争がやたら多いような気がしました。まぁでもコーエン兄弟の作品だけあって完成度は非常に高くて見ていてユーモアもあるかなと感じました。この兄弟の作品はシリアスな展開にも若干のユーモアのセンスがありスタイリッシュな感覚があるので大好きです。ちょっと地味な作品ですがちょっと変わったギャング映画として見て良いと思うし、単純にコーエン兄弟の映画のファンなら見て損は無いと思います。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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2013年10月2日に日本でレビュー済み

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そ〜だよね、アメリカってこんなことばっかり繰り返して大国になったんだよね。静かに、さりげなく派手にマシンガンぶっ放して。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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他の国からのトップレビュー

5つ星のうち5.0 Great Ganster Movie

2024年10月13日にアメリカ合衆国でレビュー済み

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Gabriel Byrne does an excellent job in this 1920's unusual and engrossing ganster gem. One of my favorites.

5つ星のうち5.0 Miller's crossing

2024年7月19日に英国でレビュー済み

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Still an excellent film from start to finish thank you Mr coenzyme and Co. Miller's crossing

5つ星のうち5.0 Ein unterschätztes Meisterwerk der COEN-Brüder!

2019年10月17日にドイツでレビュー済み

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Die Filme der COEN-Brüder sind immer etwas speziell, sie sind immer ein wenig „schräg“, ihre Charaktere oftmals sehr geheimnisvoll. Sie unterlegen ihre Geschichten mit sehr tristen und kalten Bildern, auf diese Weise erzeugen sie eine etwas düstere Grundstimmung. Die Farben sind blass, einfach irgendwie ungemütlich, dazu kommt noch, dass sie auch vor brutalen und grausamen Szenen nicht zurückschrecken. Auch „Miller's Crossing“ weist alle diese Merkmale auf.

Der Film spielt während der amerikanischen Prohibition, und erzählt die Geschichte des Ganoven „Tom Reagan“ (Gabriel Byrne), der als Berater für den Mafiaboss „Leo O'Bannon“ (Albert Finney) arbeitet.
Als eines Tages der ehrgeizige Gangster „Johnny Caspar“ (John Polito) bei „Leo“ die Genehmigung zum einem Mord einholen will, empfiehlt ihm „Tom“ dem zuzustimmen. Doch „Leo“ verweigert seine Zustimmung, denn das vermeintliche Opfer „Bernie Bernbaum“ (John Turturro) ist der Bruder von „Leos“ Geliebter „Verna“ (Marcia Gay Harden). „Tom“, der der Meinung ist, dass „Casper“ viel mehr Ärger machen könnte, als „Bernie“ wert ist, ahnt dass „Leos“ Weigerung ein Fehler ist. Vor allem deshalb, weil er weiß, das „Verna“ „Leo“ nur ausnützt, denn er hat selber ein Verhältnis mit ihr.
Als „Leo“ seine Geliebte beschatten lässt, eskaliert die Situation, denn der Beschatter wird ermordet aufgefunden. Für „Leo“ ist klar, dass „Casper“ dahinter steckt und begeht einen folgenschweren Fehler. Er hetzt die korrupte Polizei auf, „Casper“, die daraufhin seine Etablissements hochnimmt. „Leo“ kann nicht ahnen, was er für eine Lawine losgetreten hat …..

„Miller's Crossing“ war ein richtiger Flop an den Kinokassen, was ich persönlich überhaupt nicht verstehen kann. Der Film ist super spannend, die Story wohl durchdacht und akribisch umgesetzt – ganz großes Kino.
Die Darsteller sind auch sehr, sehr gut, allen voran GABRIEL BYRNE, MARCIA GAY HARDEN und ALBERT FINNEY.

Die COEN-Brüder waren der Meinung, dass der Film nur floppte, weil im selben Jahr mit „Good Fellas“ und „Der Pate III“ noch andere hochkarätige Mafiafilme in die Kinos kamen. Kann sein, aber ich glaube eher, dass der Film eben nur ein ganz kleines Publikum anspricht, er ist einfach zu düster und gemächlich gemacht. Wie gesagt, nur meine persönliche Meinung …..

Mein Fazit: „Miller's Crossing“ gehört tatsächlich zu meinen Lieblingsfilmen, ich mag die düstere Grundstimmung, sowie die akribische und detaillierte Erzählweise sehr gerne. Da ist nicht viel mit Action, die COEN-Brüder bauen Spannung alleine durch die Story auf- das machen sie aber sehr gut!

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5つ星のうち5.0 Ein unterschätztes Meisterwerk der COEN-Brüder!
2019年10月17日にドイツでレビュー済み

Die Filme der COEN-Brüder sind immer etwas speziell, sie sind immer ein wenig „schräg“, ihre Charaktere oftmals sehr geheimnisvoll. Sie unterlegen ihre Geschichten mit sehr tristen und kalten Bildern, auf diese Weise erzeugen sie eine etwas düstere Grundstimmung. Die Farben sind blass, einfach irgendwie ungemütlich, dazu kommt noch, dass sie auch vor brutalen und grausamen Szenen nicht zurückschrecken. Auch „Miller's Crossing“ weist alle diese Merkmale auf.

Der Film spielt während der amerikanischen Prohibition, und erzählt die Geschichte des Ganoven „Tom Reagan“ (Gabriel Byrne), der als Berater für den Mafiaboss „Leo O'Bannon“ (Albert Finney) arbeitet.
Als eines Tages der ehrgeizige Gangster „Johnny Caspar“ (John Polito) bei „Leo“ die Genehmigung zum einem Mord einholen will, empfiehlt ihm „Tom“ dem zuzustimmen. Doch „Leo“ verweigert seine Zustimmung, denn das vermeintliche Opfer „Bernie Bernbaum“ (John Turturro) ist der Bruder von „Leos“ Geliebter „Verna“ (Marcia Gay Harden). „Tom“, der der Meinung ist, dass „Casper“ viel mehr Ärger machen könnte, als „Bernie“ wert ist, ahnt dass „Leos“ Weigerung ein Fehler ist. Vor allem deshalb, weil er weiß, das „Verna“ „Leo“ nur ausnützt, denn er hat selber ein Verhältnis mit ihr.
Als „Leo“ seine Geliebte beschatten lässt, eskaliert die Situation, denn der Beschatter wird ermordet aufgefunden. Für „Leo“ ist klar, dass „Casper“ dahinter steckt und begeht einen folgenschweren Fehler. Er hetzt die korrupte Polizei auf, „Casper“, die daraufhin seine Etablissements hochnimmt. „Leo“ kann nicht ahnen, was er für eine Lawine losgetreten hat …..

„Miller's Crossing“ war ein richtiger Flop an den Kinokassen, was ich persönlich überhaupt nicht verstehen kann. Der Film ist super spannend, die Story wohl durchdacht und akribisch umgesetzt – ganz großes Kino.
Die Darsteller sind auch sehr, sehr gut, allen voran GABRIEL BYRNE, MARCIA GAY HARDEN und ALBERT FINNEY.

Die COEN-Brüder waren der Meinung, dass der Film nur floppte, weil im selben Jahr mit „Good Fellas“ und „Der Pate III“ noch andere hochkarätige Mafiafilme in die Kinos kamen. Kann sein, aber ich glaube eher, dass der Film eben nur ein ganz kleines Publikum anspricht, er ist einfach zu düster und gemächlich gemacht. Wie gesagt, nur meine persönliche Meinung …..

Mein Fazit: „Miller's Crossing“ gehört tatsächlich zu meinen Lieblingsfilmen, ich mag die düstere Grundstimmung, sowie die akribische und detaillierte Erzählweise sehr gerne. Da ist nicht viel mit Action, die COEN-Brüder bauen Spannung alleine durch die Story auf- das machen sie aber sehr gut!

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5つ星のうち4.0 The Pyshodrama To End Them All

2019年6月29日にオーストラリアでレビュー済み

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A great film with a fabulous cast with Fiennes stealing the points. A better psychodrama you will never see, even baffling some of my friends - who did Spider kill?

5つ星のうち5.0 Carátula reversible y Castellano

2011年9月20日にスペインでレビュー済み

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Aún no ha salido en nuestro país, pero podemos comprarla aquí y disfrutar de doblaje en castellano para todo aquel que lo desee. La carátula es reversible para ocultar el feo sello de calificación por edades, todo un detalle.
Aquí en España se llamó "Muerte entre las flores", para quien no la reconozca por su título original.