ハッシュ関数とは サイエンスの人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)
ハッシュ関数
(
サイエンス
)
【
はっしゅかんすう
】
原文から固定長の文字列を生成する関数。「要約関数」とも呼ばれる。
生成した値は、「ハッシュ値」「メッセージダイジェスト」という。
一般に一様性と衝突耐性(強衝突耐性と弱衝突耐性)が求められる。
(参照→ハッシュ, SHA-1, MD5)
数学的な定義
とする。
が効率良く計算出来る(入力長
に対して)
が与えられた時に
なる
を発見することが難しい(弱衝突耐性)
を満たす
なる組
を発見することが難しい(強衝突耐性)
を与えられた時にxを逆算することが難しい(入力長
に対して)
- 1,2を満たすものをハッシュ関数という。
- 1,2,3を満たすものを弱衝突耐性ハッシュ関数という。
- 1,2,4を満たすものを強衝突耐性ハッシュ関数という。
- 1,2,5を満たすものを一方向性ハッシュ関数(非可逆ハッシュ関数)という。
*リスト:リスト::数学関連
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