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虚構新聞

ジョーク系Webサイト。新聞記事スタイルのジョークを掲載する。
掲載されている『記事』は全て嘘・冗談なので、うっかり本当のニュースだと信じないように注意。

概要

社会風刺を土台にした言論・報道機関である。「1880年4月1日に創刊」「虚構新聞社が発行」「信頼されない言論・報道機関を目指す」と謳っている。もちろんすべて嘘、ネタである。

もともとは「http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/」という個人Webサイトを運営していた「UK」が、エイプリルフール限定の嘘ニュースを掲載したのが始まり。2008年に独自ドメインでの運営が開始された。虚構新聞のサイト上においては、UKの肩書きは「虚構新聞社社主」である。

掲載されるニュースには、解説員として「京都大学の坂本義太夫教授」という人物がよくコメントをしている。登場するニュースに応じて、さまざまな所属や肩書きで登場する。

嘘のネタの絶妙さから文章の書き方、サイトのデザインに至るまで、非常に「本当っぽい」けど「明らかに嘘」であるというバランスを保っている。ちなみに、各記事のタイトルの横には、背景色と同じ色で「これは嘘ニュースです」と書かれている。しかし、「円周率に区切りがあった」「ツイッターが一言17文字に」に関しては思い込みで鵜呑みにしてしまった人が多数出てしまった。
「セシウムさん問題」に関しては投稿者に関する出来レースという実際に無いネタを付け加えたネタがウォール・ストリート・ジャーナルがそのまま引用するという予想外の展開まで出たと言うエピソードもある。

近年はTwitterの普及に伴い、記事タイトルとURLのみが拡散した場合、本当のニュースだと誤解するユーザーが現れる、という現象も起きている。特に2012年5月には嘘ニュースが広く拡散されたことで勘違いが増大し、議論が起きた。詳細は後述の『「橋下市長ツイッター義務化報道」問題』を参照。

現実化

執筆時には嘘だったものの、後に現実になってしまったり、近しい事例が発生したりするケースが存在する。虚構新聞側の反応としては、現実化してしまったことに対するお詫び・訂正を掲載するパターンと、検証の結果、現実化には該当しないとするパターンがある。

「橋下市長ツイッター義務化報道」問題(2012年5月)

以下の嘘ニュースを本当のニュースだと信じてしまったTwitterユーザーが記事を拡散し、「嘘ニュース」について議論が発生。虚構新聞が公式見解を出す事態となった。

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