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吾妻線

吾妻線は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線で、渋川駅〜大前駅間(55.3km*1)を結ぶ全線電化・単線の路線。

歴史

元々は草津近辺の硫化鉄鉱の採掘のため、渋川〜長野原(現:長野原草津口/群馬県嬬恋村)〜太子(群馬県六合村)間が1945年に開業。*2ただし戦時中に強引に開山したために鉄鉱石の品位が低く、1960年代に閉山。そのため長野原〜太子間は存在の意義を失い1970年に廃止。
道の緩やかな大津回りの新国道292号線が建設され、草津へのメインルートがこちらになると、長野原線のルートも西寄りに変更され、長野原〜万座・鹿沢口〜大前間の開業に伴い、名称も「吾妻線」に変更された。
「日本一短いトンネル」である樽沢トンネル(7.2m)があることでも知られていた。しかし、川原湯温泉駅(長野原町)とその前後の区間が八ッ場ダムの建設で水没する*3ことから、水没範囲を含む岩島駅〜川原湯温泉駅〜長野原草津口駅間の約10kmを新しいルートの線路に付け替え、樽沢トンネルは2014年9月24日の最終列車をもって使用が中止された。

概要

全通は1971年3月7日。
渋川駅〜大前駅間を全通する列車は、1日あたり下りが4本・上りが5本しかなく、半数以上の列車が、大前駅の1つ手前にある万座・鹿沢口駅で折り返す。

優等列車

長野原線時代から草津方面への観光列車が運転され、非電化時代は蒸気機関車が80系電車を牽引、電化後は急行・特急列車、現在は185系電車が上野〜万座・鹿沢口間に運転されている。

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