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佐藤暁

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スポーツ

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さとうさとる

サッカー選手・指導者。
1977年に富士通(現・川崎フロンターレ)に入社。
引退後、コーチとして、ブランメル仙台(現ベカルタ仙台)、川崎フロンターレで活躍。
2002年、水戸ホーリーホックのゼネラルマネージャーに就任。

* リスト::サッカー選手

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佐藤さんちのふしぎ1ヶ月前

『小鬼がくるとき』ロマンスのはじまり『小鬼がくるとき』をご存じですか。 男の子の日常の生活のなかに不思議が起こって、女の子との出会いがあって、と言えばまあ佐藤さんらしいおはなしだね、ということになりますが、この作品はちょっと違うのです。 受け止め方に困るというかな。登場人物は幼稚園から小学校に上がる年代の子どもたちなのですが、そして描かれる出来事はそのあたりまえの生活のなかのファンタジーなのですが、「え、これってもしかしたらエッチなことを書いてる?」 異質なんです。 エッチな場面なんてもちろんないんですが、これはたぶん、少年の性の目覚めをふしぎな「小鬼」に託して書いている。そして『だれも知らない小さな国』の冒頭と同じように、語り…

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11ブックマーク佐藤暁さん 講演「確率論と原子炉の安全対策」togetter.com

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佐藤さんちのふしぎ2ヶ月前

佐藤さんちのふしぎ ――日常の付喪神(つくもがみ)たちこの記事では、通例に反して「ファンタジー全集」のうちの1巻を取り上げます。第8巻、「おばあさんの飛行機」です。 理由はふたつありまして、ひとつは表題作がおそらく「コロボックル物語」の次に有名な佐藤作品で、その習作と思われる短編も同じ巻に収められていること。そしてもうひとつはこの巻に、佐藤さんのファンタジー、「ふしぎ」のその核心を見せてくれるような、家のなかの日常のなかの当たり前の品々にふしぎを見る物語たちが集まっているから。そう、まさに「佐藤さんちのふしぎ」なんです。 この巻には18編の作品が収められています。そのうち長めの『おばあさんの飛行機』ととても短い『はごろも』はよく似たお話です。どち…

佐藤さんちのふしぎ2ヶ月前

『本朝奇談 天狗童子』紹介横笛の得意な山の番人、与平に預けられたカラス天狗の九郎丸が、人間界と天狗界のあいだで悩みながら、大天狗の計らいで人間に戻る物語。 時代は中世、16世紀初め。物語は、上州(群馬)否含山にある山番小屋にカラス天狗が訪ねてくるところから始まります。与平の笛の音を気に入った大天狗の伯耆坊も到着し、九郎丸は与平に弟子入りすることになりました。 やがて与平は九郎丸を人間に戻してやろうとし、生まれた時から天狗だったと信じる九郎丸は抗います。 佐藤さんは天狗の世界の仕組みを細かく説明して、また大天狗のふしぎな館の不思議さや魔法のような天狗の術も描き出していきます。大天狗・中天狗・小天狗、金天狗に銀天狗、そして…

佐藤さんちのふしぎ2ヶ月前

「赤んぼ大将」紹介「赤んぼ大将」というシリーズがあります。長編3作で構成されています。と言っても、対象とする読者の年齢層がかなり低く設定されている感じのお話ですから、それぞれそんなに長くはありません。 (ちなみに、いつも頼りにしている「佐藤さとるファンタジー全集」ではなくて年齢別編集の「佐藤さとる全集」では、「小学校二・三年生から」となっています。読み聞かせなら幼稚園からでしょうか。) シリーズの「はじめに」としてこう書かれています。 赤んぼでなかった人は、ひとりもいない。 赤んぼのころをおぼえている人もいない。 だから、赤んぼの話を書いた。 3作とも主人公は共通です。冒頭でまだ歳が「やっと一つ」のタツオくん。…

佐藤さんちのふしぎ2ヶ月前

『海の志願兵 佐藤完一の伝記』佐藤さんは、お父さんの伝記も著しています。『海の志願兵』という、1冊の本としてはご著書の中でいちばん長いだろう、という長編です。 お父さんの佐藤完一さんは、明治30年に岐阜県の造り酒屋の家に生まれました(宮澤賢治の1歳下ですね)。けれど満3歳になる前に岐阜を離れます。いちばん上のお兄さんが17歳になって、北海道を開拓する屯田兵に応募したので、ご両親を含めて一家で移住したのです。開拓する土地は、北海道北西部の内陸にある上川郡でした。完一さんはそこで小学校尋常科6年、高等科2年を終え、家族の生業である農業を手伝っていましたが、17歳になると海軍に志願して、横須賀にやってきます。 この決心がなければ…

佐藤さんちのふしぎ3ヶ月前

『コロボックルに出会うまで 自伝小説 サットルと豆の木」』自伝の2冊目『コロボックルに出会うまで』。 この本でも佐藤さんは、事実かどうかにこだわっていまして、副題は自伝小説となっています。そればかりか、主人公の名前は佐藤さんの筆名のひとつであり、あの『わんぱく天国』の主人公の名前でもあります。 でも主人公の周りには実在の方々が実名で登場するのですから、これもふつうに自伝だと受け取っていきましょう。 冒頭は昭和24年、佐藤さん、じゃなかった加藤馨くんが21歳、横浜市役所に就職したところからです。 物語は市役所での仕事や軋轢、市立中学の教師への転出、編集者への転職などを描いていく一方、童話作家志願の若者としての進みゆきも描いていきます。 関わる先輩作家と…

佐藤さんちのふしぎ3ヶ月前

『オウリィと呼ばれたころ ―終戦をはさんだ自伝物語―』佐藤さんの自伝2冊のうち、前半に当たるのがこの『オウリィと呼ばれたころ』です。佐藤さんご自身はあとがきでも「すべてがほんとうの事実かどうか」にこだわっていらして、副題に自伝物語とつけていますが、そのあとがきでも「九分九厘本当」としていますので、ふつうに自伝と考えましょう。 序章ではご両親の出身から語っています。結婚して横須賀に居を構えたおふたりのもとに生まれ、横須賀で、やがて戸塚に移ってすごした子ども時代。戦死する父との最後の別れを描いて、本編に入ります。 本編は旧制中学を卒業したところから始まります。 戦時下のことですから海軍の技師養成機関に進もうとしますが、結核の疑いで果たせません。横浜大…

佐藤さんちのふしぎ3ヶ月前

佐藤さとるさんという人佐藤さとるさんには、創作ではない本も何冊かあります。評論が1冊、随筆集が1冊、お父さんの伝記が1冊、そして自伝が2冊です。このカテゴリーではそれらの本を紹介するつもりですので、まず最初に彼がどんな人なのかをごく簡単にご紹介しておきます。 生まれたのは昭和3年(1928)、場所は神奈川県の横須賀市です。本名は佐藤暁。名まえの読みはアカツキやアキラではなくて、これでサトルと読みます。上に双子のお姉さんたちのいる5人兄弟姉妹の3番目。昭和13年に同県の鎌倉郡戸塚(現在の横浜市戸塚区)に引越しました。 お父さんは海軍軍人で、昭和17年、海軍大尉としてミッドウェー海戦にて戦死(特進して少佐)。終戦に近い…

佐藤さんちのふしぎ3ヶ月前

『ぼくは魔法学校三年生』「女性たちと男の子たち」の記事で触れた『ぼくは魔法学校三年生』って、どんな作品でしょう。 佐藤さんの作品の中では長い方ですが、長編というより連作短編ですね。 タイトルからして、ハリーポッター・シリーズや『ゼロの使い魔』(*1)のような、魔法の実在する世界の学校を舞台にした物語かと思うとちょっと違います。佐藤さんの作品ですから、そこまで日常を離れて虚構の世界に飛んで行くことはありません。 主人公は小学校三年生のヒロシ。自分でお話を作って、ときにはそれを妹や友だちに話して聞かせる男の子です。三年生になってからは担任の下川先生が生徒たちに、「魔法を掛けるぞ」って口癖のように言うのが気に入って、魔法学…

佐藤さんちのふしぎ3ヶ月前

理系の人佐藤さんは理系の人だと書きました。小説家、それもファンタジー童話を看板とする作家を理系と決めつけるのもずいぶんだと思われるかもしれません。まして代表作は小人たちが活躍する物語なんですからね。でも、彼は関東学院工業専門学校建築科(現在の関東学院大学工学部建築科)*1を卒業した建築家の卵でしたし、中学校の数学の先生だったこともあります。理系だと言ってもぜんぜんおかしくない。 もちろんほかにも、私が佐藤さんを理系だと言う理由があります。ファンタジーのかなめになる不思議な出来事の発想が、純粋に論理的なところから出ているように見えることが多いから、です。 アマチュア時代に雑誌「童話」*2に載った短編、『…

佐藤さんちのふしぎ3ヶ月前

デンシンバシラ・ザ・スーパースター佐藤さんの作品の多くはファンタジーの中でもエブリデイ・マジックに分類されるもので、日常生活のなかで遭遇する不思議を描きます。身の回りにある、見慣れた品物が不思議の核になることも多いです。台所用品や、机やいすや、郵便ポストなどが主役級の役回りで登場しますよね。なかでも机、子供用の学習机なんて、いろいろな作品でいろいろな不思議の舞台になっています。 では、たくさんの作品に登場する、佐藤さんが偏愛するスーパースターは何、いや誰でしょう? 断言してしまいます。それは電信柱です! 登場回数で言えば机も多くて、優劣つけがたいところですが、いちばんのスターは電信柱。 宮沢賢治の『月夜の電信柱』からの影響も考…

佐藤さんちのふしぎ3ヶ月前

女性たちと男の子たちキャラクター 佐藤さんの作品を読んでいると登場人物が、男の子は男の子で、女の子は女の子で、作品を超えて似ているな、と感じますよね。 主人公の男の子はたいてい、ひとりで何か考えたり行動したりすることが多くて、友達づきあいも嫌いじゃないけどそれほどこだわらない、もし何かあってもあまり尾を引かずにさっぱりしていて、屈託なく前向き。そんな少年です。 女の子の方は、どこかしらいわゆる「女の子らしくない」ところ、例えば気が強いとか、足が速いとか、機械に詳しい、決断力行動力があるとか、そんな特徴があって、相手の男の子としては一目置かざるを得ない、ときには頭が上がらないようにさえ感じてしまう。だけど女の子の方…

bookface’s diary4ヶ月前

豆つぶほどの小さな犬 佐藤暁1965年2月、講談社から刊行された佐藤暁(1928~2017)の児童小説。装画は若菜珪。佐藤輝は佐藤さとるの本名。 目次 はじめに まえがき クリノヒコのあいさつ 第一章 コロボックル通信社と仲間たち 第二章 コロボックル通信社は動きだした 第三章 コロボックル通信社の事務所 第四章 コロボックル通信社がみつけたこと 第五章 コロボックル通信社に春がくる せいたかさんのあとがき 作者のひとりごと NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

佐藤さんちのふしぎ9ヶ月前

『だれも知らない小さな国』について(2)三つの初恋前の記事でも触れましたが、この作品にはふたつの物語があって、ひとつは小人たちとの出会いと再会、そしてもうひとつが自分にとってとくべつなひとになる女の子との出会いと再会です。 最初にこれを読んだときには、なにしろ子どもですから、女の子との再会はよくできた偶然、くらいにしか思わずに読み過ごしてしまったように思います。でも何度も読み返し、また自分が成長するにつれて、あれ、むしろそちらの出会いの方が重要だったりして、と思えてきます。 そして、じつは佐藤さんには31歳でデビューする前、20代のときに、出会いを描いた作品が3つもあり、それらが『だれも知らない小さな国』の原型なんだと知りました。 そしてさら…