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埼京線

JR東日本の路線。大崎〜大宮間。ただし運転系統上は大崎〜川越間を指すこともある。
新木場〜大崎〜川越間で東京臨海高速鉄道りんかい線と相互直通運転を行っている。

線名

「埼京線」は公式の線路名称ではなく、細かく言えば、山手貨物線の一部(大崎〜池袋)・赤羽線(池袋〜赤羽)・東北本線の一部(別線:赤羽〜武蔵浦和〜大宮)を直通運転する路線の愛称であるが、川越線の一部である大宮〜川越間も含める場合がある。池袋駅〜大崎駅間では湘南新宿ライン等と線路を共用する。それ以外の区間は埼京線の列車のみが運転される。ただし車庫(川越車両センター)の関係で、川越線の高麗川方面の列車の中に、南古谷駅発着となるものがある。

特徴

首都圏の通勤路線の中でも混雑率の高い路線として有名で、特に赤羽〜新宿間の混雑は激しい。中でも赤羽、板橋、池袋、新宿、渋谷は駅構造の関係で1号車付近(大宮寄り)の混雑が激しい。そのためスリや痴漢の発生件数も多く、2009年末から一部編成の1号車に監視カメラが設置された。JRの普通列車としては初の監視カメラ導入である。その効果は絶大で、2010年6月からは全編成に監視カメラが設置されている。
直通運転先のりんかい線新木場から終点川越までの車窓は変化に富み、東京湾、海底トンネル、都心、住宅街、田園風景、秩父の山々など多様な風景を楽しめる。
大崎駅〜池袋駅間では並行する山手線より停車駅が少ないため山手線の快速線として機能するが、大崎駅〜新宿駅間は成田エクスプレス・湘南新宿ライン・貨物列車の合間を縫って運転するため運行本数が少なく、山手線より速いかはタイミング次第である。

駅と接続路線

駅名 読み 接続路線
大崎 おおさき 山手線、湘南新宿ライン(武蔵小杉・横浜方面)りんかい線(相互直通運転)
恵比寿 えびす 山手線、東京メトロ日比谷線
渋谷 しぶや 山手線東京メトロ銀座線、半蔵門線、副都心線東急東横線、田園都市線、京王井の頭線
新宿 しんじゅく 山手線、中央快速線、中央・総武緩行線東京メトロ丸の内線、都営新宿線、大江戸線小田急小田原線、京王京王線、西武新宿線
池袋 いけぶくろ 山手線東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線東武東上線、西武池袋線
板橋 いたばし 都営三田線(新板橋駅)
十条 じゅうじょう -
赤羽 あかばね 京浜東北線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン(浦和方面)
北赤羽 きたあかばね -
浮間舟渡 うきまふなど -
戸田公園 とだこうえん -
戸田 とだ -
北戸田 きたとだ -
武蔵浦和 むさしうらわ 武蔵野線
中浦和 なかうらわ -
南与野 みなみよの -
与野本町 よのほんまち -
北与野 きたよの -
大宮 おおみや 東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線京浜東北線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン東武アーバンパークライン、ニューシャトル
日進 にっしん -
西大宮 にしおおみや -
指扇 さしおうぎ -
南古谷 みなみふるや -
川越 かわごえ 高麗川方面東武東上線

列車

普通列車(各駅停車)のほか、快速と通勤快速が設定されている。通勤快速は平日の朝夕の運転であり、快速はそれ以外の時間(早朝・深夜を除く)に運転される。上り列車の行先は主として新木場駅または新宿駅、下り列車の行先は主として川越駅、大宮駅、赤羽駅である。
車両はJRの205系・E233系と東京臨海高速鉄道の70-000形が、全列車10両編成で使用される。205系の一部は2・3号車に6扉車を組み込む。
2001年7月、深夜に限り女性専用車を導入したが、2005年4月より朝ラッシュ時にも拡大された。女性専用車は新木場方先頭の10号車である。

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