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事務次官

各省に一人ずついる官僚のトップ。官僚出世スゴロクの「あがり」*1
通常任期1年、たまに2年(例外あり)
そうする必然性はないのであるが、このポストに就任した人の同期の人は残らず退任する、というのが各省の慣例となっているようである。
平和な時代には3,4年後まで誰がなるか決まっていたこともあった。

事務次官会議を通過しない案件は閣議に出られない。
(……と言われているが、本当に通過しない案件は各省の調整がつかず事務次官等会議には上がってこない。事務次官等会議で蹴られたために成案にならなかったものなどほとんどない。)
(正確には「事務次官会議」ではなく「事務次官等会議」。内閣官房副長官が出席しているため。)

*1:ただし,事務次官で「あがり」とならない省もある。外務省の駐英大使・駐米大使,法務省の東京高検検事長・検事総長などは,事務次官よりも序列が高いとされる。

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