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秋田焼山

秋田焼山は、秋田県北東部、鹿角市と仙北市にまたがる活火山。
標高は1,366m、「常時観測火山」に指定されている。

概要

直径約7km、比高約700m、緩傾斜の山体からなる小型の成層火山。主山体は主に安山岩から成る。
頂部に直径600mの山頂火口(外輪山)があり、焼山山頂はその南西縁に位置する。中央火口丘鬼ヶ城と火口南東縁のドームの2個のデイサイトの溶岩ドームがある。側火山の栂森が主山体東側にあり、東に溶岩を流出している。主山体南側にも側火山である黒石森がある。構成岩石のSiO₂量は56.9〜70.8wt.%である。
焼山山頂付近は変質が著しく、山頂火口や山麓に多くの温泉がある。西麓の玉川温泉は強酸性で、北投石(鉛を含む重晶石:特別天然記念物)の沈澱が有名。また、火山ガスによる登山者の事故も起きている。有史以降の噴火は鬼ヶ城や北面の爆裂火口、空沼からの泥流流出などがある。

有史以降の火山活動

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