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神戸高速鉄道
(
地理
)
【
こうべこうそくてつどう
】
英文表記:KOBE RAPID TRANSIT RAILWAY CO.,LTD
阪急阪神ホールディングス傘下で、阪急電鉄(阪急神戸線)三宮駅、阪神電鉄の元町駅、山陽電気鉄道の西代駅、神戸電鉄の湊川駅の各駅を神戸市の地下で結ぶ第三セクターの鉄道事業者(準大手私鉄)。
路線だけ保有し車両は保有せず、各社が相互乗り入れという形で運営している。運賃は阪急・阪神・神鉄・山陽とは別に徴収する。
これにより、阪急神戸線は新開地駅まで*1、阪神と山陽はそれぞれの終着駅、梅田駅と山陽姫路駅の間を直通運転している。神戸電鉄は他3社と規格が違う(神鉄は狭軌、他3社は標準軌)ため、新開地駅までの乗り入れにとどまっている。
また、2002年(平成14年)4月1日に北神急行電鉄の線路を譲り受けた。
2010年(平成22年)10月1日、鉄道施設の保有に特化した事業形態に変更した。
路線
東西線、南北線、北神線の3路線がある。いずれも第三種鉄道事業で、列車の運行や駅の営業などは第二種鉄道事業者に移管している。東西線は途中で二股に分かれているが、どちらも東西線と呼ぶ。各線の詳細は以下のキーワードに記載がある。
スルッとKANSAI
関西圏の共通乗車カードシステム「スルッとKANSAI」に加盟している。神戸高速鉄道では、阪急電鉄と同じ「ラガールカード」を発行している。
運賃の特例
高速神戸駅以西と阪神三宮駅間を利用する場合、通常であれば元町以西の運賃と阪神元町駅-三宮駅間の運賃の合算となるところだが、この場合だけ運賃計算は阪神三宮駅=阪急三宮駅という扱いで行われる。
*1:1998年までは阪急側からは須磨浦公園まで、山陽側からは六甲まで相互乗り入れが行われていた。
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