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摂食障害
体重に対する過度のこだわりがあることや、自己評価への体重・体形の過剰な影響が存在するといった、心理的要因に基づく食行動の重篤な障害。
概要
主にアノレキシア・ネルボーザ(anorexia nervosa:拒食症、神経性食思不振症、神経性食欲不振症、神経性無食欲症、思春期やせ症など)とブリミア・ネルボーザ(bulimia nervosa:過食症、神経性過食症、神経性大食症、神経性多食症、大食症など)であり、やせ願望、肥満恐怖、ボディーイメージの障害が中心的な病理とされている。
病型分類
・神経性無食欲症(拒食症):AN
制限型:AN-R
排出型:AN-BP(過食嘔吐をともなう)
・神経性大食症(過食症):BN
排出型:BN-P(排出行為をともなう過食・拒食症から移行した過食症も含む)
非排出型:BN-NP
・むちゃ食い性障害:BED
・特定不能の摂食障害:ED-NOS
以下、精神分析的な亜分類も提唱されている。
神経性大食症(BN)の類型
- 体質的因子(循環気質、摂食調節機構の異常)の関与の大きい群(多衝動型過食症)
- 心因的契機の関与の大きい群
- 思春期的葛藤の目立つ群
- パーソナリティの病理の目立つ群(多衝動型過食症)
治療は、認知行動療法、対人関係療法などでエビデンスが認められている。
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