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枕草子

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まくらのそうし

平安時代の随筆。清少納言著。993(正暦4)〜1000(長保2)年ころの成立。異本が多く、雑纂本系の三巻本・伝能因本、類纂本系の前田家本・堺本がある。一条天皇の皇后定子に出仕した作者の宮廷生活の回想・見聞、また自然・人生などに関する随想などを約三百の章段に綴ったもの。内容は、

の3つに分類される。澄んだ鋭敏な目で周囲に美を発見し、人生の断章を印象深く把握する。「をかし」の美を基軸に据え、描写は正確・簡潔である。物の哀れの『源氏物語』と共に王朝女流文学の双璧とされる。

鳴くようぐいす平安京

平安京遷都は794年に行われたためよくナクヨうぐいす平安京として覚えられる。
しかし、『枕草子』によればこの頃は皇居ではうぐいすの鳴き声が聞こえることはなかったらしい。

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