花盗人の花日記 (original) (raw)

2024. 02. 12

ブログに関するお知らせを常にトップに来るように設定しました。


#プロフィールにもありますがホームページ「秋吉台の花々」。
一つの種類の植物の芽生え・ロゼット・花・果実・種子・虫こぶ・紅葉などを統一的に紹介しています。
タイトルは秋吉台の花々としていますが秋吉台の花だけとは限りません、野草樹木図鑑としてお使いください。

2024. 10. 19

ヤブマメは地中に閉鎖花をつけますが文字通り藪に生えることが多く根本を確認できないことが多い、これは花をつけていない小さな株で根本が見えたので引き抜いてみました。
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粒々があるけど閉鎖花なのかな、根粒菌かもしれない。
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もう一つ抜いてみました、一気に抜くと千切れるのでゆっくり力をかけて抜きました。
2410_yabumame_heiksa_03.jpg

これは大きさ6,7mm程、さすがにこれは閉鎖花じゃなく果実かな、左のも果実、右に小さな丸いのが見えているが閉鎖花or根粒菌?
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種子は1個のようです、豆を取り出してみればよかった。
2410_yabumame_heiksa_05.jpg

横から見ると扁平です。
2410_yabumame_heiksa_06.jpg

泥を除去、反対側は窪んでいる、小さく見えているのが閉鎖花でしょうか。
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マメ科ヤブマメ属

(10月9日撮影)

2024. 10. 19

たわわに実っていたガマズミの果実、虫こぶができやすいけどこれは全く無かった。
ガマズミ(果実)

もうどれも真っ赤に熟してる。
ガマズミ(果実)

日が当たっている状態で撮りたかったけど木漏れ日が当たる程度だった。
ガマズミ(果実)

果実は少し扁平なのでガマズミ、コバノガマズミはほぼ球形。
ガマズミ(果実)

先端に蕊の跡が残っている。
ガマズミ(果実)

おまけ、ハバヤマボクチの蕾、去年は10月18日に開花しているけど今年は遅い、5日後来た時もまだ咲いているのはなかった。
ハバヤマボクチ蕾

今年はヒメヒゴタイも少ない、この日も台上では2株見つけただけ、これは5日後に来た時は花が咲いていた。
ヒメヒゴタイ蕾

(10月9日撮影)

2024. 10. 18

台上で群生していた野菊、ここは場所で覚えているのでノコンギク
ノコンギク

これは白飛びしてしまったけどそれ程紺色というわけでもない、筒状花が中央部まで開いている。
ノコンギク

こちらは中央の筒状花がまだ開いてない状態、これくらいの方が好みかな。
ノコンギク

裏から見ると結構紺色、総苞は円錐形、先端が赤紫色になることが多いがそうでないのもあるから絶対的な識別点でもない。
ノコンギク

長い冠毛、これは赤みを帯びている、よく似たヨメナは冠毛が1mm以下と短いから冠毛を確認するのが一番確実、平尾台にはオオユウガギクもあるようで探さなくては。
ノコンギク

こちらは別の場所、前の場所は乾燥気味ですがこちらはかなり湿っぽい場所、そんなに場所は選ばないか。
ノコンギク

開いた舌状花と伸び始めた舌状花、色が随分違う。
ノコンギク

舌状花の雌しべ、筒状花の雌しべはそれ程開かないからこちらを狙う、既に冠毛が見えている。
ノコンギク

こちらの総苞も先端が赤紫色
ノコンギク

冠毛も長くここのも赤い、これだけ見たらヤマジノギクかと思いそう。
ノコンギク

キク科シオン属

(10月9日撮影)

2024. 10. 18

笹薮の中に咲いていた野菊、シロヨメナのようです。
シロヨメナ

シラヤマギクと似ているけど雰囲気が違うかな、何処がどう違うかと言われてもなんとも説明し難いんですが(汗)
シロヨメナ

まだ筒状花は開いておらず舌状花の雌性の雌しべが伸びていた。
シロヨメナ

舌状花は開くと真っ白ですが開き初めの頃は淡紫色
シロヨメナ

総苞は細長い円筒形、結構短毛が生えている、茎や葉の裏に短毛が多いのをケシロヨメナと呼び本州中部~九州に分布だそうでこれもそうかもしれない、葉の裏まで撮ってないけど、既に冠毛も伸びている。
シロヨメナ

こちらは別の場所、葉を広げたツル植物の中から伸びてきています、葉に殆ど光が当たらないだろうに丈夫なもんだ。
シロヨメナ

これもまだ咲き始め、キク科は舌状花が伸び始めてから開くまで結構時間がかかる。
シロヨメナ

キク科シオン属

(10月9日撮影)