「まる」ないちにち (original) (raw)

大好きなヘイミッシュが12歳9か月でさよならした。

私の日本出張からの帰りを待っていたかのように。

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体を私に任せて、リラックス。

この二日後からご飯を食べなくなった。

お腹に水が溜まってしまい、すぐに病院へ。

腎臓の数値がかなり悪くなっていた(腎臓が悪いのは2年前にわかっていたので、食事も気を付けていた)。

薬が効けば助かる。でも余命2か月。

薬が効かなければ点滴を静脈に打ち、毒素を抜く。でも24時間かかる。

ヘイミッシュは今まで外泊をしたことがない。なのに・・・
病院に一泊入院となってしまい、翌日、「体温が36℃まで下がっている・・・全く気力もなく動かない」と連絡が。

点滴の最中だけれど、会いに行くと、私たちを見て立ち上がり、尻尾を振る。「帰りたいんだね」と言うと、目が訴える。

点滴を止めて連れて帰ることに。ヘイミッシュのQOLは、私たちと一緒にいること。

ひとりぼっちで治療をうけることではない。

たとえ余命が短くなっても一緒にいること。これがヘイミッシュの望むこと。

ヘイミッシュがしたいことが私たちが望むこと。

5日間、飲まず食わずでずっと寝ていた。呼吸もだんだん苦しくなってきた。

なのに、私が触ると、苦しいはずなのに、にこりと笑う。この目。この口。
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ママ、大好きだよ、一緒に居てうれしいよ、と言っているのかな。

時々、庭に行きたいと、自分の足で立ち上がって歩いて行った。強いな、ヘイミッシュ。

庭で1時間くらい寝ることも。私たちも一緒に寝た。星がきれいだったね。

11月12日午前5時36分。家の中で寝ていたヘイミッシュ。
突然、立ち上がって私の方に向きを変えた。

お座り。私の顔を見ている。

立ち上がって一鳴き。

そのまま私の腕の中に倒れ込み、息を引き取った。

勇敢なそしてやさしい最期。

ありがとう。ヘイミッシュ。ずっとずっと大好きだよ。

ヘイミッシュのこの笑顔。私をいつも元気にしてくれた笑顔。

しあわせをありがとう。

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  1. Category: ヘイミッシュ・ロッキー
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5月1日(金)にイギリスを発ち、2日(土)に羽田空港に到着した haykichi ですが、羽田で PCR 検査を受けたことを前回、お知らせしました。

・自宅で検査結果を待つ場合
→陽性であれば、翌日には検疫所から連絡/陰性であれば数日中にメールにて連絡

・空港で結果を待つ場合
→当日、空港で連絡

私は、上記、自宅で検査結果を待つ、を申告していました。翌日の3日(日)は電話もならず、検疫所からの連絡もありませんでした。翌、4日(月)も何も連絡もなく、5日(火)の朝早くに検疫所からメールで「陰性」という連絡をもらいました。

大丈夫、と思っていても、こうして文字で見ると、やはり違いますね。一安心です。

しかしながら、陰性であっても、14日間は自宅等で自己隔離をしなければなりません(感染はしていなくても、保菌している可能性はあるので)。私は比較的家でじっとこもっていても苦にならないのですが、それは家だからだと思うのです。一応、トイレやお風呂、キッチンは使っていますので、完全な閉じこもりではありません。また、家の前はきれいな緑も広がり、ほっとできる環境だからです。

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実家の庭。本当に田舎で鶯の澄んだ声が心地よいです。
自己隔離中だけれど、ここなら気持ちは落ち着きます。

だけれど、14日間、ホテルで自己隔離される方はたいへんだろうな、と思います。私もよく利用するビジネスホテルは部屋の広さも 11㎡しかないので、そこでじっとしているのはかなり負担かと察します。ストレッチ等して、お身体に気を付けていただきたいなと思います。

Covid-19によって、生活が大きく変化してしまっています。一日も早い収束(終息)を祈るばかりです。
手洗いの徹底、人との距離をしっかり取って一人一人が気を付けていきたいですね。

ちゃんとヘイミッシュともお話しています。
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名前は呼ばれるけれど、ママの姿がない・・・。

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  1. Category: その他
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世界中、covid-19 (コロナウイルス) の感染拡大を防ぐために、イギリスでは3月23日にロックダウン、日本では4月7日に非常事態宣言が出され、不要不急の外出は自粛するよう要請が出ています。

そんな中、急用のため、日本に一時帰国することになりました。5月1日(金)にヒースロー空港を出て、5月2日(土)に羽田に到着するANA便で帰国しました。羽田で一体どれだけ時間がとられるか、ということが不安でした。帰国前に、ネットでいろいろ調べてみましたが、羽田では3時間は見ておくようにという4月上旬のものばかりで、最新情報が手に入りませんでした。(知人のお子さんは成田で8時間待ったそうです!)

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ヒースローターミナル 2。こんなに人がいないのは初めて。
チェックインカウンターなんてゴーストタウンのようで、唯一一番奥のレーンでANAのカウンターが開いていただけでした。(写真を撮ればよかった!)

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ANAは通常はターミナル2のB43搭乗口ですが(10分ほど歩く)、今回は
ほかに飛行機もなくA18という一番近い搭乗口でした。

お店は Boots と WHSmith が開いていました。

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飛行機の中から見た夕焼け。
ちなみに食事は全席ともエコノミーの食事でした。ビジネスは飲み物はちゃんと用意されていました。

さて、定刻通り離陸した ANA 212便(これも初めて。いつもは30分~1時間ほど遅れての離陸。)羽田には45分早く到着しました。5月2日(土)午後2時に到着したわけですが、この後、どうなるかドキドキ。
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使用されていない飛行機が並ぶ羽田。

飛行機内に少しの間、待機することは聞いていましたが、大体、5分ほどで全員、飛行機を降りました。これが午後2時10分くらいだったと思います。
駐機場所がBゲートなので、かなり奥のほうでした。そして、B 130 くらいの搭乗口に全員入りました。全部で乗客は25名前後だったかな。そこで、何を行うか説明を検疫官から説明を受けました。これが始まったのが午後2時20分くらいです。(写真撮影・録画など一切禁止)

PCR検査を受けて、入国するのですが、その検査を受ける順番として、

  1. 子ども連れ 2) 手伝いが必要な人 3) 迎えが来ているもしくはレンタカーなどを手配している『公共交通機関を使わずに帰れる人』 4) 迎えなどない人
    という順番です。

まず、飛行機の中で記入した厚生労働省・検疫所からの書類を確認してもらい、PCR検査に進みます。

次に、4つ用意されたブースで PCR検査を受けます。インフルエンザの検査を受けた方はわかると思いますが、鼻に長い綿棒のようなものを挿入して、粘液を取る検査です。あっという間に終わります。

そして、最終的に確認したもらった書類を提出して、晴れて入国できるわけです。ここでは、検査を受けた、という証明書をもらい、入国審査までそれを携帯していなければなりません。また、羽田からどうやってどこへ帰るのかを再び聞かれます。私は兄がすでに迎えに来てくれていたので、駐車場にいる旨を伝えたら、それでOKでした。(ネットでは検査官がちゃんと確認しに車まで来た、という話もありましたが、それはなかったです。)

*注意
「迎えが来ている人から検査を受ける」ということで、迎えがない人は、別室が用意されているため後からの検査を受けるのですが、この最後の書類提出のところで「迎えが来ていません」「帰る方法も決めていません」という人がいたのです。検査官も「え?」と驚いていましたが、ちゃんと話を聞いていなかったのか、不思議だわ~。
もしこれを読んだ方でお迎えがない人は、待合室が用意されるので、検査を受ける順番を前にしてもらっても何もメリットはない、ということを覚えておいてくださいね。

この後、入国審査に進み、荷物を受け取って、入国!
嬉しかったのがこれ。
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荷物が出てくるターンテーブルに行くと、全員分のスーツケースがすでにカートに乗っていました。そして、荷物にこんなメモが。ANAさんのやさしさに感動。
(私は昨年、BAに浮気をして日本へ来たのですが、その際、大病して日本で緊急入院した時に飛行機を変更する手続等、いろいろ大変だったので、もう浮気をしない、ずっとANAを利用させていただく!と決めていたのですが、このメッセージを見て、よりその思いを強くしました。)

荷物を受け取って、外に出たのが午後3時。羽田の到着ロビーもガラガラ。早く帰りたい一心で、また、写真を撮り忘れました。

私はこれから14日間の自己隔離です。PCR検査の結果は陽性であれば翌日、陰性であれば数日以内に連絡があるそうです。陰性であっても外出はせず(公共交通機関の利用は避ける)、家で待機です。
たとえ陰性だとしても、菌を持っている可能性はあるわけですので(これは誰にでも当てはまる)、手洗いをこまめに行い、家の中でもマスクをし、家族とも2メートルの距離を取ります。

イギリスには5月28日(木)に帰ります。このときにはイギリスのロックダウンも日本の非常事態も解除されているといいな・・・。一日も早いコロナウイルスの終息を祈るばかりです。

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  1. Category: その他
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新年あけましておめでとうございます。
このブログも一年に数回しかアップしていませんが、こうして覗いてくださるみまさまに感謝です。
2020年が皆様にとって幸多き一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

私は昨年、思いもかけず、大病を患い、命を意識する年となりました。
意識も正常なまま、自分自身は「熱」と「悪寒戦慄」以外は全く普通だったので、
まさか、そんなひどい状態になっているなんて思いもしないままの入院、手術と
なりました。だからこそ、余計に、いつ何が起きるかわからない、と身に沁みた
入院となりました。

あれから8か月が経ち、血液検査では全く問題なし、つまり完治となりました。
が、どうも癒着が起きているようで、しばらく様子見。
深呼吸やあくびをすると痛みが走るのですが、ヨガや軽い運動をそろそろ始めて
慣れさせていかなければならないのかもしれません。

今年はどんな年にしたいか。
毎年、「締」「柔」と言っていますが、成就したことがなく(苦笑)。

今年はとにかく「健康第一」です。
今年は日本へ行く回数も5回として、ホリデーを取り、自分自身のリラックスする
時間を取ることにします。

そして、勉強したい。もっともっとたくさん学んで、それを還元していきたい。

そんな一年になるようにしたいと思います。

我が家の桜が新年を待っていたかのように満開。
寒空にも美しく咲き誇る桜を見て、がんばろう、と強く志を立てました。
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ヘイミッシュは来月10歳になります。
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元気でいてくれることに感謝。
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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年1月4日 haykichi こと 山下桂世子

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  1. Category: あいさつ
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胃腸のスクリーニング(カメラ)は、以前、胃カメラで思いっきりつらい思いをしていたので、すごく嫌だったのですが、今回は鎮静剤を打っていただきました。検査が始まると同時に寝てしまい、苦しい胃カメラはクリア!(寝ていても、「うえっ」と苦しそうだったそうですが。)
腸の検査に入ったころ、目が覚めたのですが、ちょうど先生が「何か炎症が起きているね」と教えてくださいました。それが「クロストリジウム腸炎」だったのですが、今まで使っていた抗生剤の副作用だったそうです。結局、CRPが上がってしまった理由は、これが原因とわかりました。

原因が分かったので、あとは、抗生剤を変えるだけ。

5月13日(月)
CRPは1.0 へ!前回が 2.6 だったので、一気に下がったのがわかります。

5月16日(木)
CRPは 0.5

まだ少しだけ数値が高いけれど、自宅で2週間安静(毎週診察)するということで、翌17日(金)に退院!
4月12日(金)に入院したので、実に5週間。長かった~。

この後は、5月23日(木)と5月30日(木)に診察。
CRPは 0.3 と 0.1 になり、翌々日6月1日(土)にイギリスに帰れる許可もいただきました~。

γ-GTP (肝障害の検査)の値がまだ高く、肝臓に問題があるのは明らかです。仕方ないですね。血液検査は、イギリスのGPでも継続して行うことにしました。

7月にまた日本に戻り、7月25日(木)に血液検査とエコーを行い、晴れて「完治」というお言葉をいただきました!ただ、深呼吸やあくびをすると傷跡が痛くなり、癒着の可能性があるとのこと。12月にもう一度だけ、診察してもらうことになりました。
4回にわたるレポートが誰かの役に立てれば、と思い書きましたが、今思い返してみても、本当に命が危なかったんだなぁと怖くなります。

生きていてよかった。生きているからには何か意味があると思っています。
精一杯生きていかなければ、と心より思っています。

*これを書いているが9月12日。ちょうど4か月前の今日、緊急入院したんです。もう4か月と思うか、まだ4か月なのか。
体重は入院中に6.5キロ落ちてしまい、そのまま戻っていません(これはうれしい)。ただ、筋力と体力がかなり落ちてしまっています。9月に入り、ヨガも再開。呼吸がかなり苦しいけれど、少しずつ体力も戻していかなくっちゃ。
また何かあったら、更新します!

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  1. Category: 思ったこと・考えたこと
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