かじき座 (original) (raw)
かじき座(かじきざ、旗魚座、Dorado)は、南天の星座の1つ。日本語では「かじき座」と呼ばれるが、実はモチーフとされている魚は「シイラ」である。南天の有名な銀河大マゼラン雲 (英: Large Magellanic Cloud, LMC) の大部分は、この星座の領域に位置している。16世紀末にオランダの航海者ペーテル・ケイセルとフレデリック・デ・ハウトマンが考案し、1598年にペトルス・プランシウスの天球儀に初めて描かれた。1603年にヨハン・バイエルの『ウラノメトリア』に描かれて世に広く知られるようになったことから、いわゆる「バイエル星座」の一つとされることもあった。