アズダルコ科 (original) (raw)
アズダルコ科 Azhdarchidae (ペルシャ語でドラゴンのようなモンスターを指す″اژدر"(Azhdar)に因む) は白亜紀後期に生息していた翼竜類の分類群の一つ。白亜紀前期の地層からも明らかにアズダルコ科のものである脊椎が報告されている。アズダルコ科は全時代を通じて最大の飛行する動物の幾つかを含むが、ネコ程度の大きさのものも知られている。もともとはプテラノドン科の下位にある亜科として設けられたもので、1894年にNesovがアズダルコ、ケツァルコアトルス、そしてティタノプテリクス(現在のアランボウルギアニア)のみで構成されていた。彼らは翼竜類最後の生き残りで、世界中に分布し、たいへん成功したグループである。白亜紀末の大量絶滅の際、本科を除く翼竜類は絶滅したと考えられた。ほとんどの翼竜はアズダルコ科が滅ぶ前に既に滅んでいたと思われていたが、最近はプテラノドン類、、などいくつかのクレードはまだ生き残っていたことがわかっている。、、モンタナズダルコは2015年にアズダルコ科から他のクレードに移された 。