アブー・ムスリム (original) (raw)

アブー・ムスリム(アラビア語: أبو مسلم عبد الرحمن بن مسلم الخراساني‎、ペルシア語: ابو مسلم خراسانى‎、Abu Muslim Abd al-Rahman ibn Muslim al-Khurasani、? - 755年)は、アッバース朝の政治家、軍人。漢語史料では並波悉林と表記される。 イランのホラーサーン地方におけるアッバース革命の指導者で、アッバース朝の建国に大きな役割を果たした功労者の一人に数えられる。アッバース家の(宣伝者)としてホラーサーンに派遣され、反ウマイヤ朝運動を指導した。挙兵以後にアブー・ムスリムが殺害した人間の数は、600,000人に達すると言われている。