アリス・シュヴァルツァー (original) (raw)

アリス・シュヴァルツァー(Alice Schwarzer; 1942年12月3日 - )は、ドイツのジャーナリスト、著述家、フェミニスト、フェミニズム雑誌『』の創刊者・編集長。シモーヌ・ド・ボーヴォワールに出会い、フランスの女性解放運動 (MLF) に参加。1971年にボーヴォワールが起草した人工妊娠中絶の合法化を求める請願書「343人のマニフェスト」にならって、中絶を犯罪とするドイツ刑法典第218条の改正を求める請願書「」を『シュテルン』誌に掲載。ドイツ女性解放運動の発端となった。以後も主に『エマ』誌上で女性の権利・地位向上のための活動を続けている。 著書の邦訳に、10年にわたるボーヴォワールとの対談をまとめた『ボーヴォワールは語る ― 『第二の性』その後』、世界12か国語に翻訳された『性の深層 ― 小さな相違と大きな結果』がある。

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