イトカケマイマイ (original) (raw)
イトカケマイマイ(糸掛蝸牛)、学名 Sicradiscus hirasei (または Plectopylis (Sinicola) hirasei )は、に分類される殻径6mm前後の小型の陸生の巻貝(カタツムリ)の一種。日本の宮古列島の一部にのみ生息する同列島の固有種で、中国南部からインドシナ半島に分布の中心をもつイトカケマイマイ科のうち、最東端に分布する種である。 和名は、糸を掛けたように見える殻表の縦脈に因む。属名 Sicradiscus はハンガリー語の方言「szikra(小さい)」+ラテン語の「discus(円盤)」で、この属の殻形から。種小名の hirasei は、貝類研究家平瀬與一郎への献名(詳細はの項を参照)。