イヤペル地震 (original) (raw)
イヤペル地震(スペイン語: Terremoto de Illapel de 2015)は、2015年9月16日午後7時54分(日本時間17日午前7時54分)、チリ中部イヤペル(イジャペル)西の沖合で発生したマグニチュード(M)8.3の地震である。 震源地付近では、本震の後2時間弱の間に、M4.9以上の余震が少なくとも12回発生した。 同国史上6番目の強さを記録し、太平洋沿岸地域には津波警報が出され100万人が避難した。コキンボ州に非常事態宣言が発令された。 津波は太平洋沿岸各地に到達し、チリのコキンボで4.8m、フランス領ポリネシアのヌク・ヒバ島で1.4m、アメリカ合衆国のハワイ州ヒロで0.9m、日本の岩手県久慈港で0.8mを観測した。 * 津波被害に遭ったコキンボ(1)、9月17日 * 津波被害に遭ったコキンボ(2)、9月17日 * 被災者を訪ねる大統領ミシェル・バチェレ、9月17日 * 米国津波警報センターによる津波到達予想図