イングランドの地理 (original) (raw)

イングランド はグレートブリテン島の中部・南部3分の2、そしてワイト島を最大とする複数の小さな島々で構成されており、北方をスコットランド、西方をウェールズに接している。イギリス本島の国々のなかで最もヨーロッパ大陸に近く、フランスからはイギリス海峡を挟んで 33 km (21 mi) しか離れていない。 フォークストーン近くの50 km (31 mi) の英仏海峡トンネル は、イングランドを直接ヨーロッパ大陸に繋いでおり、イギリスとフランスの国境はこのトンネルを半分までいったところにある。 イングランドの大部分はなだらかな丘陵地で構成されているが、島を東西に分けているペナイン山脈があるため、概して北部はより山がちである。北部やミッドランズにある他の山がちな地形は湖水地方、ノースヨークムーアズ国立公園、そしてピーク・ディストリクトである。地形のタイプを分けるおおよその境界はしばしばティーズ川とエクス川を結ぶ線によって表される。その線の南の方には、イースト・アングリアやフェンズを含むより平坦な陸地が広がり、山がちな地域には、チルターン丘陵、そしてが含まれる。 イングランドで最も大きい天然港は中南海岸のにある。一部の人はこの港をオーストラリアのシドニーに次いで世界で二番目に大きい港だとしているが、このことは議論の過程にある。

thumbnail