ウィリアム・プリムローズ (original) (raw)
ウィリアム・プリムローズ(William Primrose, 1904年8月23日 スコットランド、グラスゴー - 1982年5月1日 アメリカ合衆国ユタ州プローヴォ)は、ヴィオラの独奏楽器としての地位を確立した演奏家である。力強いボウイングによって、ヴァイオリンとは明らかに違うヴィオラの魅力を示し、その後のヴィオラ独奏者のパイオニアとなった。また、ブリテンの『ラクリメ』や、バルトークの『ヴィオラ協奏曲』は、プリムローズのために書かれた曲であり、現代のヴィオラ独奏曲の誕生にも貢献している。