ウォルター・ペイジ (original) (raw)

ウォルター・ペイジ(Walter Page、1900年2月9日 - 1957年12月20日)は、アメリカ・ミズーリ州出身のジャズ・ベース奏者。 元々は「ブルー・デビルズ」のリーダーとして、カンザスシティで人気を誇った。最初はチューバ奏者だったが、ダブルベースに転向した。その「ブルー・デビルズ」で共に活躍していたのがカウント・ベイシー、などであった。その後、楽団に吸収され、モーテン死後はカウント・ベイシーの下で演奏した。カウント・ベイシー楽団初期のリズムセクション「オール・アメリカン・リズム・セクション」の一員であり、その柔軟なウォーキングスタイルと、力強い4ビートのベースラインはベイシー特有のサウンドに大きく貢献した。彼のプレイがその後のビバップ時代に影響したと言われ、あまり有名ではないもののジャズ・ベースの始祖と言える存在であった。