エビータ (ミュージカル) (original) (raw)
『エビータ』 (Evita) は、アンドルー・ロイド・ウェバー作曲、ティム・ライス作詞によるミュージカル作品。このコンビが全編にわたり共同作業した最後の作品である。 アルゼンチンのフアン・ペロン大統領が政権を獲得する前後の時代を舞台に、ペロンの2度目の妻であり、国民に絶大な人気を誇ったエバ・ペロンの生い立ち、権力、慈善事業、死などを描いている。史実を踏まえてはいるが、フィクションである。劇中に登場する人物のチェは、チェ・ゲバラをモデルにしたキャラクターである。 1976年にリリースされたロック・オペラ・コンセプト・アルバム『Evita』を起源とする。このアルバムの成功により、1978年、ロンドンのウエスト・エンドでミュージカルが上演され、ローレンス・オリヴィエ賞新作ミュージカル賞を受賞し、1年後にブロードウェイで上演され、トニー賞ミュージカル作品賞を受賞した初めてのイギリスのミュージカルとなった。