オランダ南高速線 (original) (raw)
オランダ南高速線(オランダ語:HSL Zuid)は、オランダとベルギーにわたるスキポール・アントウェルペン高速線(Hogesnelheidslijn Schiphol - Antwerpen)のオランダ側125kmの区間で、最高速度300km/h対応の高速新線である。(ベルギー側はHSL 4と呼ばれる) HSL-Zuidとは、オランダ語で「南高速線」(Hogesnelheidslijn Zuid)を意味する略称である。当初の開業は2007年に予定されていたが、公式の開業は2009年9月7日で、9月6日に開業祝典が行われている。 アムステルダム・ロッテルダム間において新たな都市間列車フィーラが運行を開始されたが、当初予定されていた電車方式のV250形による運行は車両製造元のアンサルドブレーダの一部納入遅れのため、運行開始は2010年12月以降が想定されており、現在はリースされた、ボンバルディア・トランスポーテーション製造の電気機関車TRAXX牽引による在来型客車によって営業運転が行われている。V250形導入の際は、ハーグ、アントウェルペン、ブリュッセル方面へもフィーラの運行は拡大される。フィーラはオランダ鉄道(Nederlandse Spoorwegen)、KLM、ベルギー国鉄(NMBS)出資のオランダ高速鉄道により運行される。