カシモフ・ハン国 (original) (raw)
カシム・ハン国(タタール語: قاسم خانليغى, ラテン文字転写: Qasim Khanlighaa、キリル文字転写: Касыйм ханлыгы)は、15世紀から17世紀にかけて存在した、タタール人ムスリムの政治体。カシモフ・ハン国(ロシア語: Касимовское ханство)とも。 モスクワ大公国の主権下において、モスクワとカザンの間に建てられた緩衝国で、当初は自治を行っていたが、後に都カシモフの市政に至るまで、全てがロシア人の影響下に置かれた。