カルタス (免許状) (original) (raw)

カルタス (葡: Cartaz。掲示物の意 ) は、ポルトガルが影響下においていた16世紀のインド洋で、航海・交易を計画している船に取得を義務づけた免許状である。 このカルタス政策は1502年から導入された。当時のインド洋では、安全のために必要な金額を納めてポルトガル当局の許可を得てそれを船に掲示するか、さもなければポルトガル人から攻撃される危険があった。 カルタスとはおそらくアラビア語で紙・書類を意味するقَرْطَس (qarṭas)に由来する語で、ポルトガルのインド洋来航以前から使用されていた可能性がある。