カレーライス (original) (raw)
カレーライスは、カレーを米飯にかけて食べる料理。日本独自の進化を遂げたオリジナルスタイルのカレーライスも数多く存在する。 インド料理を元にイギリスで生まれ、日本には明治時代にイギリスから伝わり、日本で独自に変化・発展した料理である。イギリスでは「curry and rice(カリーアンドライス)」のほか、「Curried rice(カリードライス)」とも呼ばれる。日本語では省略して「カレー」と呼ばれることが多く、ラーメンと並んで『日本人の国民食』と呼ばれるほど人気がある料理である。小中学校の給食メニューの人気アンケートでもつねに上位に挙げられている。 インドのカレーよりとろみが強くなっているのは、インドからイギリスに伝わった際に、シチューと同様に小麦粉によってとろみをつけるようにレシピが変化したため。また、ソースを重視するフランス料理の手法を取り入れたからという説もあり、イギリスのクロス・アンド・ブラックウェル社により生産されたカレー粉がフランスに渡り、フランス料理のカリー・オ・リ (curry au riz) の名の西洋料理になったともいわれている。