キリスト教と自由主義神学 (original) (raw)

キリスト教と自由主義神学(キリストきょうとじゆうしゅぎしんがく、Christianity and Liberalism)はジョン・グレッサム・メイチェンの著書。 キリスト教と自由主義神学(リベラル)がまったく異なる宗教であり、キリスト教は聖書の上に立てられるが、リベラルは罪人の移りゆく感情の上に立てられると断言している。 メイチェンは自由主義神学の前提がキリスト教と異なるとする。また、部分的霊感説もイエス・キリストの聖書観ではないとしている。 翻訳は角田桂嶽の『基督教とは何ぞや:リベラリズムと對比して』が1933年に出版されていたが、戦後に訳の『キリスト教とは何か:リベラリズムとの対決』が出ている。 吉岡は角田訳に翻訳の題名を合わせ、原語の直訳としなかった。最初にメイチェンの著書を翻訳した角田は、メイチェンの日本における真の弟子と呼ばれている。 今日においてメイチェンの立場を支持する論者は、メイチェンの著書の役割を果たしているのは、福音派のクリスチャニティ・トゥディであり、。一方、自由主義神学の流れはリベラル派、エキュメニカル派、WCC系、NCC系と主張している。。 神学者である岡田稔は自由主義神学について、この標題が明示する如くであると述べている。

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