キーストン (original) (raw)
キーストン(1962年3月15日 - 1967年12月17日)は、日本の競走馬である。 中央競馬において、デビュー年の1964年に5連勝を挙げて啓衆社賞最優秀3歳牡馬を受賞、翌1965年のクラシック戦線ではダイコーターとライバル関係を築き、東京優駿(日本ダービー)に優勝して最優秀4歳牡馬と最良スプリンターに選出された。 1967年に出走した阪神大賞典の競走中に左前脚を脱臼し、予後不良と診断されて安楽死の措置がとられた。故障発生後、自身の苦痛をおして馬場上で昏倒する騎手・山本正司の様子を気遣うような仕種を見せた。JRAの公式テレビコマーシャルメッセージでも放映されたりするなどで、後世に語り継がれている。 馬名の由来は、アメリカ・ペンシルベニア州のハリスバーグとニューヨークを結ぶ短距離列車の名称 (同列車の名称は、ペンシルベニア州の愛称「keystone」より) 。