ケブネカイセ (original) (raw)
ケブネカイセ (Kebnekaise) は、スカンディナヴィア山脈北部にあるスウェーデンの最高峰。標高2103m。正確には、南頂(sydtoppen)と北頂(nordtoppen)のうちの南頂の方が最高峰である。北ラップランド(プロヴィンス、スウェーデン語ではlandskap)、キルナ市に位置する。 ケブネカイセへのアクセスルートは2通りあり、(Abisko)から(kungsleden)を南下しシンギ(Singi)からやや東寄りに向かって(Kebnekaise Fjällstation、Svenska Turistföreningen[1]、通称STF)に至るものと、(Nikkaluokta)からラッチョ谷(Ladtjovagge)を経てケブネカイセ山ホテルに至るものである。 なお、Kebnekaiseは、北サーメ語のGiebmegáisiから来ているが、この北サーメ語の元々の意味は「シチュー鍋型の頂上」を意味し、スウェーデン人測量技師とサーメ人とのミスコミュニケーションで、現在はTuolpagorni[:sv]またはTolpagorniと称されている山が本来のGiebmegáisiであったとされる。