サゴマイザー (original) (raw)
サゴマイザー(thagomizer) は剣竜類の恐竜に特徴的な4~10本の尾の先のスパイク状の構造のことで、古生物学用語である。これらのスパイクは捕食者から身を守るための武器として使われたと考えられている。 「サゴマイザー」という名は造語であり、1982年にコミックアーティストであるが「ザ・ファーサイド」 ( The Far Side)というカートゥーン(漫画の1種)の中で用いたのが最初だった。原始人の講師が剣竜類の尾のスパイクについて「故サゴマイザー氏にちなみ『サゴマイザー』と呼ぶ」と解説するシーンがあり、それが次第にケネス・カーペンター等の研究者によって科学的な研究や教育の場でも正式に使用されるようになった。