シェニール織 (original) (raw)

シェニール織(シェニールおり、英語:Chenille fabric)とは、18世紀末にスコットランドで生まれ、チェコからドイツへ渡り、日本には明治時代初期に持ち込まれた両面パイルの織物である。二度の製織工程で作られ表も裏も同じ多色柄が特徴である。シェニール( Chenille )とはフランス語で毛虫の事である。 織物歴史家によると、シェニール型の糸の歴史は浅く、18世紀のフランスが発祥と信じられている。レノ織の布を織った後、シェニール糸を作るために布を細長く切る技術が関与している。 ムガル帝国でも類似した織物があり、日本ではモール織と呼ばれる。

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