シャブリ・ワイン (original) (raw)

シャブリ・ワイン(フランス語: vignoble de Chablis, Chablisien)とは、フランスワインの1つ。シャルドネの葡萄から作られる。 シャブリ地区は、キンメリジャンとよばれる石灰岩を主体にした、ミネラル分が豊富な土壌であるため、シャルドネ種の栽培に適している。辛口でミネラルに由来するヴァニラやピーナッツのような優れた香りを持ち、人気が高く辛口白ワインの代名詞的な存在であった。 次の4つのAOCがある。 * シャブリ・グラン・クリュ Chablis Grand Cru; 特級。1ヘクタールあたり4,500リットルという生産量の制限が課される。 * シャブリ・プルミエ・クリュ Chablis Premier Cru; 1級 * シャブリ Chablis * プティ・シャブリ Petit Chablis; シャルドネ種だけでなく、アリゴテ種などを使用してもよいことになっている。 起源として語られるのは9世紀中ごろから。この時期よりトゥールのサン=マルタン修道院がシャブリにワイン作りのために持っていた畑を、12世紀初頭の1118年にポンティニー修道院が借り受けた。賃料をワインで払う契約だったので、大々的に葡萄を栽培することになり、これが成功をおさめた。

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