ジョーゼット (original) (raw)

ジョーゼット(英: georgette)は非常に薄く、軽く、緩やかに編まれたちりめんの織物。ジョーゼット・クレープ(仏: Georgette crêpe, crêpe Georgette)を略して言ったものであり、20世紀初頭のフランスの Georgette de la Plante にちなんで名付けられた。当初は絹で、次いでレーヨンや混紡で、現在はしばしば合成繊維の糸で作られる。ジョーゼットは平織りで織られ、他のちりめん同様、強く撚(よ)った糸が使われる。ジョーゼットに特徴的な縮れた表面は、縦糸/横糸とも、右撚り/左撚りの糸を交互に並べることで現れる。 ジョーゼットは単色もしくは模様がプリントされ、ブラウス、ドレス、イブニングドレス、縁飾りなど、もっぱら婦人服で使われる。似たものにシフォンがあるが、ジョーゼットはより弾力があり、光沢は少ない。