ストルガ詩の夕べ (original) (raw)

ストルガ詩の夕べ(ストルガしのゆうべ、マケドニア語: Струшки вечери на поезијата)は、マケドニア共和国のストルガで毎年開催される国際的な詩のフェスティバルである。ストルガ国際詩祭。とも称される。1962年に初開催された。 6日間にわたって行われる「詩の夕べ」は、現代において最も古く最大の詩の祭りの一つで、英語字幕とマケドニア語訳の朗読がつく朗読会の中で、世界各国から招待された多くの詩人が大観衆の前で朗読し 、詩に関する国際シンポジウム等の各種イベントが開催される。 「詩の夕べ」では、詩の世界で最も権威がある金冠賞(Златен Венец на Поезијата)が1966年から施賞されており、受賞者を顕彰するセレモニー「金冠賞詩人の肖像」が実施される。日本人では1996年に大岡信が、2022年に谷川俊太郎が金冠賞を受賞している。2022年の授賞式には谷川本人の替わりに息子のピアニスト谷川賢作が出場してピアノを演奏し、詩人四元康祐が谷川の詩を朗読した。

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