ストルマ川 (original) (raw)
ストルマ川(ブルガリア語: Стру̀ма)またはストリモナス川(ギリシア語: Στρυμόνας)は、ブルガリアとギリシャの河川。古名はストリュモン(古希: Στρυμών, Stȳmōn)。ブルガリアのヴィトシャ山地にその源を発し、初め西へ流れてから南に向きを変える。クラ村からギリシャ領に入り、アンフィポリス近郊でエーゲ海のシトリモニアン湾に注ぐ。総延長は415km(うち290kmがブルガリア領で、国内第5の長さ)で、流域面積は1万800平方キロにおよぶ。 ブルガリア側では石炭がとれ、ギリシャ側では農業が盛んである。ギリシャ側の渓谷は国内第4の規模をほこる。主な支流にリラ川、コンスカ川、アギティス川などがある。 サウス・シェトランド諸島リビングストン島のストルマ氷河はこの川にちなみ名づけられた。