スモールソード (original) (raw)

スモールソード(small sword または smallsword、court sword、ゲーリック:claidheamh beag または claybeg、仏: épée de cour)は軽量で刺突に特化した片手用の剣で、後期ルネサンスの長く重いレイピアを起源とする。スモールソードが最も人気を博したのは17世紀半ばから18世紀にかけてのこと。フランスで生まれた後、ヨーロッパ全土に急速に広まったと考えられている。スモールソードは Sieur de Liancour、Domenico Angelo、Monsieur J. Olivier、Monsieur L'Abbat のような著者の作品に代表されるように、フランス式の決闘用の剣術(そこからエペへと発達した)の直接の前身であり、フランスの古典的な剣術へと発展を遂げた。スモールソードは地位の象徴や装身具としても用いられ、18世紀の、虚栄心を持つほとんどの人は文民軍人を問わず自らの紳士性を見せつけるために日常的に帯剣していた。 スモールソードは決闘用の武器としてとても有効で、銃剣を用いる技術体系へと発展した。これは第1近衛軽騎兵連隊の将校 アルフレッド・フットン の銃剣を基本とする自己防衛術のもとになった。

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