ダウニング街11番地 (original) (raw)
ダウニング街11番地(ダウニングがいじゅういちばんち、英: 11 Downing Street)は、イギリスの財務大臣(慣例として第二大蔵卿を兼任)が居住する官邸の所在地であり、隣の10番地にある首相官邸とともに1682年に着工、1684年に竣工した。イギリスではナンバー11(Number 11)と呼ばれることが多い。 ダウニング街11番地に入居した最初の財務大臣はヘンリー・ペティ=フィッツモーリス卿(在任:1806年 - 1807年、後の第3代ランズダウン侯爵)だったが、ダウニング街11番地が財務大臣の公式官邸になったのは1828年のことだった。 2016年以降の首相テリーザ・メイ(在任:2016年 - 2019年)とボリス・ジョンソン(在任:2019年 - 2022年)は11番地の居住スペースが10番地のそれより大きいことを理由に、10番地ではなく11番地に入居した。