ティーガーI (original) (raw)

ティーガーI(ドイツ語: Tiger I、ティーガー アイン(ツ))は、第二次世界大戦期のナチス・ドイツで開発された重戦車(55トン級)である。制式名称は何度か変更されており、最終的にはVI号戦車ティーガーE型(Panzerkampfwagen VI Tiger Ausführung E、パンツァーカンプ(フ)ヴァーゲン ゼクス ティーガー アウスフュールンク エー)と呼ばれていた。 書籍における日本語表記は「六号重戦車」「虎号戦車」「虎戦車」に始まり、英語読みの「タイガー」やドイツ語での発音の1つ(舞台ドイツ語)である「ティーゲル」が多く見られたが、1970年代後半頃から、現代ドイツ語の音に近い「ティーガー」が見られるようになり、現代ではこの読みで記されることが多い。 VI号戦車にはI型とII型の2種類が存在し、それぞれティーガーI、ティーガーII と呼ばれる。またドイツ戦車はティガーをつけることが多くヤークトティガーやシュトゥルムティガーなどもある。本稿ではI型について述べる。

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