テガーザ岩塩鉱山 (original) (raw)
テガーザ岩塩鉱山(テガーザがんえんこうざん)とは、アフリカ大陸北西部の砂漠地帯に存在する古代の湖が干上がった跡であり、かつては、ここで岩塩の採掘が行われた。すでに放棄された岩塩鉱山ながら、16世紀の終わり頃に、ここから南東に約150 kmの位置に存在する古代の湖が干上がった跡であるタウデニに取って代わられる前まで、この地域においてテガーザ岩塩鉱山は重要な岩塩の供給源であった。このテガーザ岩塩鉱山で採掘されていた岩塩は、サハラ沙漠付近行われた貿易において、重要な交易品であった。