ディオン・クリュソストモス (original) (raw)
ディオン・クリュソストモス (古希: Δίων Χρυσόστομος, 羅: Dio Chrysostomus, 英: Dio Chrysostom, 45年頃 - 115年頃) は、ローマ帝国期のギリシア語著述家・哲学者・弁論家・第二次ソフィスト。「クリュソストモス」は「黄金の口(弁舌力)を持つ男」を意味するあだ名。プルサのディオン(英: Dion of Prusa)、ディオ・コッケイアヌス(羅: Dio Cocceianus)とも呼ばれる。 犬儒派のディオゲネスが登場する君主鑑的作品『王政論』、トロイア戦争の異説『トロイア陥落せず』など、80篇からなる『弁論集』が伝わる。