ハーバート・リスト (original) (raw)

ハーバート・リスト(Herbert List、1903年10月7日-1975年4月4日)は、ドイツの写真家。ドイツ語風には、ヘルベルト・リスト。 ハンブルクに生まれる。 1930年代から1960年代前半にかけて活躍し、その後引退。シュルレアリスムの影響を受けた作品を多く残す。 写真家として活動する前の段階で、アンドレアス・ファイニンガーと接点を持つ。 ギリシャ(1930年代後半)やイタリア(1950年代)での屋外の作品も多い。 ジョージ・ホイニンゲン=ヒューンに誘われて、ハーパース・バザーの仕事にかかわったこともあった。 また、メイル・ヌードの分野では、ジョージ・プラット・ラインスとともに先駆的な仕事を残し(ただし、プラット・ラインスが屋内派なのに対して、リストはむしろ屋外派)、ブルース・ウェーバー(屋外派)はリストを高く評価している。 戦後には、ロバート・キャパを通じてマグナム・フォトとも接点を持った。 ミュンヘンで没する。