ブリトマルティス (original) (raw)
ブリトマルティス(古希: Βριτόμαρτις, Britomartis)は、ミノア文明における山と狩猟の女神である。ミケーネ文明に受け継がれてギリシア神話の一部となり、徐々によくわからない存在となっていった。ギリシア人にとって、ブリトマルティス(クレータ島方言で「甘美な少女」、「甘美な処女」を意味する)またはディクテュンナ(ヘレニズム期に diktya すなわち「狩猟網」から派生)は山のニュンペー(山精)であり、アルテミスやアイギーナ島の「見えない」守護神アパイアーとも同一視していた。