ブロークンヒル (original) (raw)

ブロークンヒル(Broken Hill)は、オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州西端のアウトバックにある都市である。人口は1万7734人(2018年)。かつて世界最大の埋蔵量を誇った銀・亜鉛・鉛鉱床を背景に繁栄したが、掘削の容易な鉱脈は掘り尽くしてしまっているため、鉱業は1952年をピークに衰退を続けており、市当局は観光や農業、文化活動等の振興に力を入れている。州都シドニーから約1160km離れていることもあり、経済的には南西500kmあまりに位置するアデレードとの結びつきが強く、時間帯も南オーストラリア州と同じUTC+9:30を使用している。 「西のオアシス(Oasis of the West)」「銀の街(Silver City)」「アウトバックの都(Capital of the Outback)」といった愛称がある。

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